【慣用句】
尾鰭が付く
【読み方】
おひれがつく
【意味】
魚の尾やひれが体の外についていることから、事実ではないことが付け加えられて、話が大げさになるたとえ。
【類義語】
尾鰭を付ける(おひれをつける)
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「尾鰭が付く」の使い方

健太くん。噂で聞いたわよ。熱を出して、一週間寝込んだんだけど、急に体全体がピンクの水玉模様になって入院したんだって?

なんか、変な尾鰭が付いてしまっているね。違うよ。ただの水ぼうそうだよ。

へえ。水玉模様になって、珍しいから研究施設に入ったっていう噂も聞いたわよ。

噂に尾鰭が付くと怖いことになるよね。
「尾鰭が付く」の例文
- 噂に尾鰭が付いて、あっという間に町中に広まってしまったのだった。
- 病院で僕を目撃したという話に尾鰭が付いて、いつの間にか、がんで死にそうな人にされてしまっていた。
- 噂に尾鰭が付いて、婚約者の父親の耳に入り、事実とは異なるのに、婚約破棄の申し入れをして来たのだった。
- 僕が聞いた時点で、その話には、明らかに尾鰭が付いているようだったが、噂の真偽は定かではなかった。
- 大学に合格したという話に尾鰭が付いて、一流大学に主席で合格したという話になってしまっていた。
- 彼の訃報は噂に尾鰭が付いたもので、本当は元気で、ちゃんと生きているらしいと後で聞いた。