「折り目正しい」の意味
【慣用句】
折り目正しい
【読み方】
おりめただしい
【意味】
礼儀正しく、きちんとしている。「折り目」は、礼儀作法。
「折り目正しい」という表現は、行儀作法がきちんとしていて、礼儀正しく振る舞う人のことを表すんだよ。
つまり、「行儀作法がしっかりしてる」ってことやな。どんな状況でも礼儀を守って、きちんとした態度を持っている人のことを言うんやな。
これは、自分の態度や行動が人からどう見られるか、それが大切ってことを教えてくれる言葉やな。
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「折り目正しい」の解説
カンタン!解説
「折り目正しい」っていう言葉は、その人がとってもマナーが良くて、礼儀正しいって意味なんだよ。
この言葉は、着物をたたむ時にできる折り目から来ているんだ。着物って収納するときにはきちんとたたんで平らにするんだけど、その時にできる折り目をきれいに整えて収納するのは、その人がしっかりと手入れをしているって証拠なんだよ。
だから、「折り目正しい」っていうのは、そういうきちんとした手入れが行き届いていることから、その人がいつもマナーを守ってきちんとしているっていう意味になったんだね。
例えば、学校で先生が話している時に、ちゃんと話を聞いて、質問があったら手を上げて、人が話している時には黙って聞くような子は、「折り目正しい」って言えるんだ。だってその子は、礼儀やマナーをちゃんと守っているからね。
「折り目正しい」の使い方
母さんが、ともこちゃんは僕と同じ学年なのに、僕と違って折り目正しいから、すごいわよねって言っていたよ。
あら。褒めてもらえてとてもうれしいわ。当たり前のことを当たり前に守っているだけよ。
その当たり前に守ることが難しいんだよ。さすがともこちゃんだよね。
健太くんも私を見習って、お母さんを安心させてあげたらいいわよ。
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「折り目正しい」の例文
- この店の店員は、みんな折り目正しいから、買い物をしていても心地が良いので、私は大好きでよく利用する。
- 娘が連れてきた彼氏は、近ごろでは珍しい折り目正しい青年だった。
- 彼女の折り目正しい所作は、茶道の先生をやっているおばあさんに日ごろから厳しく指導された賜物だ。
- 電話が鳴ったので、受話器を取ると、受話器の向こうから聞こえてきたのは、折り目正しい女性の敬語だった。
- 彼ら二人に共通しているのは非常に折り目正しいことであり、警察というよりは銀行員のような印象を受けたのだった。