「お高くとまる」の意味
【慣用句】
お高くとまる
【読み方】
おたかくとまる
【意味】
気位を高くもってすましたり、人を見下した態度をとったりする。
「お高くとまる」という表現は、他人を見下すような態度を取ったり、自分を偉そうに振る舞ったりすることを指すんだよ。
つまり、人を見下して尊大に振る舞うってことやな。まるで自分が高い山の上にいて、他人を下から見てるみたいな感じやな。
そんな態度は、周りから嫌われるだけやで、注意した方がええね。
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「お高くとまる」の解説
カンタン!解説
「お高くとまる」っていうのはね、自分がすごい人だと思っていて、人を見下すような態度を取ることを表す言葉なんだよ。
たとえば、自分がすごく頭がいいと思っていて、他の人が分かっていない問題をすぐに解けると、そんな人は「お高くとまっている」って言うんだよ。自分が他の人より優れていると思って、偉そうに振舞うことを表しているんだ。
「高い」っていうのは、物事が他よりも優れているという意味だよね。そして、「お」っていうのは、日本語において丁寧さを表す接頭語なんだけど、ここではちょっと揶揄(やゆ)する感じで使われているんだ。
つまり、「お高くとまる」っていうのは、「自分は他の人より優れていると考えて、人を見下すような態度をとる」っていう意味なんだね。だから、みんなと一緒にいて、思いやりのある態度を心掛けることが大切なんだよ。
「お高くとまる」の使い方
ともこちゃんの友達のあの子は、日傘をさして、手袋をして登校してくるからお高くとまっているように見えるよね。
そうなのよ。でも、実は気さくないい子なのよ。
ええっ。そうなの?私に話しかけないでという壁が見えるようだけど。
恥ずかしがりやなだけよ。あと、日傘と手袋は日焼けをするとアレルギーが出るのよ。
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「お高くとまる」の例文
- いつも無言で黙々と作業をしている彼は、無愛想でお高くとまったやつだと、みんなの目には映ったかもしれない。
- とてもきれいで頭のいい人だったけれど、人を寄せつけない頑さと冷たさがあり、同性には、お高くとまっている、と思われがちだった。
- 一流企業に就職したとたん、お高くとまるようになった彼女に失望して、連絡するのをやめた。
- 彼の親が社長をやっているので、あだ名は社長なのだけど、その呼称の裏には お高くとまりやがってという反感もこめられている。
- 彼女はお高くとまっていて、人生を皮肉な眼で見ているほどである。