「音に聞く」の意味(語源由来)
【慣用句】
音に聞く
【読み方】
おとにきく
【意味】
1 人伝えに聞く。うわさに聞く。
2 名高い。有名である。
つまり、「誰かから聞いた」や「うわさで聞いた」っていう感じやな。
それと同時に、それが噂になるほど名の知れた人や物事を指すわけやな。有名な人やことについて、人から話を聞くことが多いから、そうなるんやろな。
【語源由来】
「音」がうわさ、評判という意味があることから。
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「音に聞く」の解説
カンタン!解説
「音に聞く」っていうのはね、みんなから聞いた話、あるいは、その人やそのことがとっても有名だっていう意味なんだよ。
例えば、映画のスターが町に来て、それを友達から聞いたときに、「うわ、その話、音に聞いたよ!」って言うんだ。それは、そのスターがすごく有名だから、その話を聞いたり、その人のことを知ったりすることができるんだよ。
「音」っていう言葉には、「うわさ」や「評判」という意味もあるんだ。だから、「音に聞く」っていうのは、人から人へと話が伝わっていくこと、あるいは、その人やそのことがみんなによく知られている、有名な、評判がいい、という意味を含んでいるんだよ。
「音に聞く」の使い方
音に聞く名勝を見ることができて、僕はうれしいよ。
へえ。健太くんは意外と渋い趣味なのね。みんな、せっかくの修学旅行なのに、なんで有名テーマパークじゃないんだって怒っているのに。
テーマパークは楽しいけれども、それは一瞬の楽しみであって、名勝は一生涯心に残るから。
そうね。こういう物をたくさん見ると、人生が豊かになるような気がするわね。
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「音に聞く」の例文
- 同期である彼の辣腕ぶりは、音に聞いてはいたが、あの若さで課長に抜擢されたのには驚いた。
- あなたが音に聞く、この町一番の美人さんなんですね。
- このお店の上生菓子は、よく音に聞く名品で、このあたりのお茶席では必ず使われている。
- 賢すぎる小学生と音に聞く、君の実力を目の当たりにすることができて、僕はうれしいよ。
- ここのピアノ教室は、厳しい指導をするけれども、コンクールで入賞できるくらいの腕前になるって音に聞いたよ。
また、その人や事が名高い、つまり有名であるという意味も含まれているよ。