「御座敷がかかる」の意味(語源由来)
【慣用句】
御座敷がかかる
【読み方】
おざしきがかかる
【意味】
①芸人などが客に呼ばれる。
②人から招待される。また、参加することを求められる。
普段から頑張っておもろいことをして、それが認められてお客さんの前でパフォーマンスをするチャンスがもらえるってわけや。大事な舞台に呼ばれるって、芸人さんにとってはええことやな。
【語源由来】
芸者や芸人などが、客の座敷に呼ばれるという意味から。
「御座敷がかかる」の解説
「御座敷がかかる」っていう言葉は、芸者さんやお笑い芸人さんなどが、お客さんのパーティーや宴会に呼ばれる、つまり招待されることを言うんだよ。
例えばね、誰かの誕生日パーティーや結婚式の二次会などで、その場をもっと楽しくするために、芸者さんやお笑い芸人さんが特別に招かれることがあるよね。そういう時に「御座敷がかかる」って言うんだ。
「座敷」は、人々が集まって楽しむ場所、つまりパーティーや宴会が行われる場所のことを指すんだ。「かかる」は、そのイベントや仕事に参加する、つまり従事するという意味があるよ。だから、「御座敷がかかる」っていうと、特定のイベントやパーティーに招かれて、その場を盛り上げる役割を果たすことを指すんだね。
「御座敷がかかる」の使い方
「御座敷がかかる」の例文
- 彼は陽気な性格なので、よく取引先から御座敷がかかるのだが、疲れた顔を見たことがない。
- 彼女はきれいなので、上司から御座敷がかかることが多い。
- 彼は話がうまいので、御座敷がかかることが多く、技術職なのに、営業も兼ねている。
- この村は、住人の付き合いが密なので、何か決めるべきことが出てくるたびに御座敷がかかる。
- 組合の御座敷がかかっているから、その日は無理だよ。
つまり、ある会合やイベントなどに特別に招かれることを表現しているんだ。