【慣用句】
大目に見る
【読み方】
おおめにみる
【意味】
多少の不正や欠点をとがめないで、寛大に扱うこと。
【語源・由来】
「大目」の「目」は形容詞・動詞の語幹について、度合いや加減などを表す接尾語。大ざっぱに見るという意味から。
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「大目に見る」の使い方

英語のテストでスペルの間違いがあったんだけど、大目に見てもらって100点になったの。

ええー。それはひいきだよ。ずるいなあ。

そんなことないわ。それじゃあ、自分のためにならないと思って、間違えた単語を100回書いて先生に提出したもの。

ひえー。ともこちゃんはやっぱり努力家だなあ。
「大目に見る」の例文
- 彼には、人の失敗を大目に見る寛容さがあるからみんなに愛されている。
- 日本人だけど、アメリカ生まれのアメリカ育ちなんだから、日本の文化に疎くても大目に見てくれないか。
- この子に悪気があったわけではないので、今回のことはどうぞ大目に見てやってください。
- ここの店長は、おおらかな性格なので、お客さんがいない時間にさぼっていても大目に見てくれる。
- 彼の父は長く市長をやっていて、小さいころから市長の取り巻きにちやほやされて育ったので、殺人以外は大目に見てもらえると思い込んでいる。