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【采配を振る】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
采配を振る

「采配を取る」ともいう。

【読み方】
さいはいをふる

【意味】
先頭に立って、指揮をする。指図をする。

「采配」とは昔、戦場で大将が指揮するために用いた、ふさに柄のついた道具。

【類義語】
・音頭を取る(おんどをとる)

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「采配を振る」の使い方

健太
今度の文化祭の劇では、ともこちゃんに采配を振ってもらいたいんだけど、お願いできるかな?
ともこ
ええっ。なんで私なの?私は演劇のことにくわしくないわよ。
健太
それはわかっているよ。でも、ともこちゃんは、人の上に立って指示することが上手だからみんなを上手くまとめてくれそうなんだよ。
ともこ
そこまで言うなら、采配を振ってもいいわよ。でも、私は厳しいわよ~。

「采配を振る」の例文

  1. 彼が監督に就任してからは、データを重視した冷静で手堅い采配を振っている。
  2. おじいちゃんは、もうすぐ90歳になろうとしているが、一家の長としていまだに采配を振っていて誰も逆らうことができない。
  3. 次のイベントでは、是非とも君に采配を振ってもらいたいのだがどうだろうか。
  4. 彼は現役を引退した後は、少年サッカーチームの監督に就任して采配を振った。
  5. 彼は、三十代半ばの若さで、実質的に会社の采配を振っているのだから、とても器が大きい人間なのだろう。

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