【慣用句】
節を曲げる
【読み方】
せつをまげる
【意味】
自分の信念を曲げて、人に従う。
「節」は、「節操」のことで、自分が信じる主義や信条の意味。
【類義語】
・節を屈する
・節を折る
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「節を曲げる」の使い方
僕は、生命の危険を感じない限りは節を曲げないよ。
本当に?でも、例えば、とてつもなくかわいい子にお願いされたら、絶対休まないと決めている空手の練習をさぼるんじゃないの?
うーん。えーと。大丈夫。節を曲げることは無いよ。絶対休まないで、空手の練習に励むよ。
少し迷った時点で駄目だと思うわ。
「節を曲げる」の例文
- 大嫌いな健太くんの頼みだけれども、誠意ある態度だったので、節を曲げて彼に協力することにした。
- 私が反対することで和を乱すことになるのならば、節を曲げて大勢に従うことも厭わない。
- 中立を守っていた健太くんだったけれども、普段世話になっているともこちゃんからのお願いもあって、節を曲げて反対派にまわった。
- 私は、どんなに脅されようとも、家族を人質に取られようとも節を曲げない。
- 彼は、両親から莫大な額の財産を引き継いでいるので、嫌な人に頭を下げずにすむし、生活のために節を曲げることもない。