「尻から抜ける」の意味(語源由来)
【慣用句】
尻から抜ける
【読み方】
しりからぬける
【意味】
頭のほうから入ったことが、そのまますぐに尻のほうから抜けるという意味で、見たり聞いたりしても片端から忘れるたとえ。


大事なことをちゃんと覚えておくことの重要性を示してるんやな。記憶力を鍛えたり、注意深く物事を扱うことが大事やってことや。
【語源・由来】
与謝蕪村の「学問は 尻から抜ける ほたるかな」より。
「尻から抜ける」の解説
「尻から抜ける」という表現は、見聞きしたことや重要なことをすぐに忘れてしまうことを意味しているんだ。この言葉は、人が情報や知識を簡単に忘れる様子を、まるで「尻から抜ける」ようにと表現しているんだね。
このことわざは、物事を記憶しておくのが苦手な人や、注意力や記憶力が低いことを指摘しているよ。例えば、大事な情報を聞いたにも関わらず、すぐに忘れてしまうような状況が「尻から抜ける」という表現で説明されることがあるんだ。
「尻から抜ける」という言葉は、人が情報や知識を保持することの難しさや、忘れやすさを示しているんだ。つまり、大切な情報を記憶しておくことの重要性や、そのために注意を払う必要性を教えてくれるんだね。自分で工夫して忘れないようにする方法を考えることが大切だと言えるね。
「尻から抜ける」の使い方




「尻から抜ける」の例文
- 昨日いったことがもう、尻から抜けたのかと先生に怒られた。
- 劇のセリフが、尻から抜けて頭に残らないので、部屋やトイレの壁に張って常に目に付くようにした。
- 彼は、言われたことがすぐ尻から抜けるので、忘れないよう付箋をパソコンに貼っているが、数が多すぎて、結局忘れている。
- さっき聞いた面白い話を、隣の奥さんにしようと思ったのに、もう尻から抜けて忘れてしまった。
- 年をとるにつれ、尻から抜けることが多くなり、あれなんだっけ?なんていう名前?と聞くことが多い。
























