「腕が鳴る」の意味とは?
【慣用句】
腕が鳴る
【読み方】
うでがなる
【意味】
自分の能力やうでまえをみせたくてたまらない。
「腕が鳴る」って言葉は、「自分の得意なことをすごく見せたくなる」っていう気持ちを表すんだよ。
たとえば、君がすごく野球が得意で、友達が野球をしているのを見たら、「自分も参加して、自分のバッティングを見せたい!」って思うよね。それが「腕が鳴る」っていう感じだよ。
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「腕が鳴る」の語源由来
由来を簡単に説明!
「腕が鳴る」という言葉は、人の技術や能力を表す「腕」が、何かをしたいと思う気持ちを表す「鳴る」っていう動詞と組み合わさった表現なんだよ。
昔の日本では、「手」や「腕」は人の技術や技量を意味する言葉として使われてきたんだ。だから、「腕がいい」や「腕がある」といった表現は、「その人はその分野で技術がすごい」、「その人はその分野で特別な能力がある」っていう意味になるんだ。
そして、「鳴る」は、普通は鳥や虫などが声を出すことを表す言葉だけど、ここでは「何かをしたいと強く思う」という意味で使われているんだ。「腕が鳴る」は、自分の技術や能力を活かして何かをしたいと思う強い気持ちを表す表現なんだ。
たとえば、君がサッカーが得意で、友達が公園でサッカーをしているのを見たら、「自分も参加して、自分のドリブルを見せてやりたい!」って思うよね。そのときに「腕が鳴る」っていう表現が使えるんだよ。
「腕が鳴る」の使い方
さっき、試合の前にトイレに行ったんだ。そうしたら、決勝戦の対戦相手に会ったんだけど、おまえには絶対負けないといわれたんだ。
へえ。すごい自信ね。それで健太くんはなんて言ってきたの?
僕に勝つなんて、おもしろいことをいうやつだ。腕が鳴るぜってビシッといってやったんだ。
・・・へえ。せっかく恰好つけたんだから、負けて恰好悪くならないようにしないとね。
「腕が鳴る」の例文
- 健太くんは、戦いたくて腕が鳴っているのであろう。
- かつて同じ空手教室にいた彼の活躍をきくと、覚えの腕が鳴ってしかたなかった。
- 難しいといわれている曲のリクエストに腕が鳴った。
- 県大会で優勝した彼がいると聞いて、腕が鳴ってじっとしていられなかった。
- それはちょうどよかった。腕が鳴っていたところだよ。
- みんなの試合をベンチで見ていると腕が鳴ってうずうずしてきたので監督に試合に出すよう目で訴えた。