【慣用句】
腕を買う
【読み方】
うでをかう
【意味】
能力や技術が高いと認める。「腕」は、腕前・技量。
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「腕を買う」の使い方

ともこちゃん。職員室で何をやっているの?

先生の手伝いをやらされているの。なんだか、たくさんいる生徒の中で、私ばかりこき使われているような気がするわ。

そりゃあ、先生がともこちゃんの腕を買っているからだよ。僕なんかに仕事を任せたら、先生の仕事が増えるだけだよ。

そうなのかしら。でも、押し付けられる仕事が多くて、あまり素直に喜べないわ。
「腕を買う」の例文
- 彼は、十代の頃からギターの腕を買われ、プロに混ざって演奏をしていたが、今度ソロデビューすることになった。
- 彼女なら、料理の腕を買われ、町一番の大きなお屋敷で、家政婦をしているらしいよ。
- 彼は、空手で日本一になった腕を買われ、今は、政治家のSPをやっていると聞いたけど、この前、テレビに映りこんでいるのを見たよ。
- 彼は、その英語の腕を買われ、若くしてニューヨークにある支社に勤務することになったのだからすごいよね。
- 彼女は、卓越した天気を読む腕を買われ、航海士として活躍していたのだ。