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【後ろ指をさされる】の意味と使い方や例文(慣用句)

後ろ指をさされる

【慣用句】
後ろ指を指される

【使い方】
うしろゆびをさされる

【意味】
陰で悪口を言われること。人格や行動を他人に否定されたり、さげすまれること。

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「後ろ指を指される」の使い方

ともこ
健太くん、また赤点をとったのね?あんまり成績がひどいと健太くんのお母さんが、健太くんは親に似て勉強をしないって後ろ指を指されてしまいかねないわよ。いいの?
健太
それは困る。母さんは、ともこちゃんも知っての通り頭がいいんだ。僕のせいで後ろ指を指されるなんて嫌だ。
ともこ
それでは、宿題は絶対にやりましょう。
健太
うん。後ろ指を指されることがないようにするよ。

「後ろ指を指される」の例文

  1. 後ろ指を指されるようなやましいことは何もしていない。
  2. あのコメンテーターはテレビで全国のお茶の間の奥様達から後ろ指を指されるようなコメントをした。
  3. 歓迎会には顔だけ出しておけば後ろ指を指されることはない。
  4. お嫁に行っていないっていうだけで、後ろ指を指されるなんてひどい。
  5. 後ろ指を指されるような行動は慎むべきである。

「後ろ指を指される」の文学作品などの用例

後家という者はいつの世でもとかく人に影口言われがちの、わりの悪いものだから、勝ち気の祖母はこれが悔しくてたまらない。それで、何の、女でこそあれ、と気を張る。気を張って油断をしなかったから、一生人に後ろ指を差されるような過失はなかった代わり、あまり人に愛しさもされずに年を取ってしまって、父の代となった。(二葉亭四迷の平凡より)


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