「浮かぬ顔」の意味(類義語)
【慣用句】
浮かぬ顔
【読み方】
うかぬかお
【意味】
心配事があり、晴れ晴れしない顔つき。
「浮かぬ顔」という表現は、悩みや不安などで晴れやかでない、つまり、心配事を抱えていることが顔に出ている状態を指すんだよ。
つまり、「悩み事があって、顔にそれが出てる」ってことやな。何か気になることがあって、ニコニコ笑えへん、そんな時に使う言葉やな。
顔に出るほど悩んでるなら、誰かに話しを聞いてもらうのもええかもしれへんな。
【類義語】
浮かない顔(うかないかお)
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「浮かぬ顔」の解説
カンタン!解説
「浮かぬ顔」っていう表現は、何か悩んだり心配なことがあって、うれしくない、元気がない顔つきを指すよ。
例えばね、テストの結果が思ったより悪くてがっかりしている時や、友達とケンカしてしまった時、そういう心配事があるときの顔つきを「浮かぬ顔」と言うんだよ。
「浮かれる」という言葉は、すごく嬉しいときや楽しいときの気分を表すんだけど、「浮かぬ顔」はそのちょうど反対の状態を表しているんだね。つまり、元気がない、心配している、楽しくないという気分を示しているんだよ。
「浮かぬ顔」の使い方
健太くん、今日は、せっかくの晴天なのに、浮かぬ顔をしているわね。
うーん。そうなんだ。なかなか成績が上がらなくてね、困っているんだよ。
健太くんは、毎日、空手の練習で忙しいと思うけれども、宿題をやっているの?
うーん。やっていないねえ。きっと、そこが原因なんだよね。
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「浮かぬ顔」の例文
- 結婚を来週に控えて、幸せであるはずの彼はしかし、なぜか浮かぬ顔で、ほかのことを考えているらしかった。
- 周囲の人々は、その勝利の知らせにざわめいていたが、彼一人だけは浮かぬ顔をしていた。
- 彼女はその朝、窓の外を眺めながら、あきらめたような浮かぬ顔をしていた。
- それ以上、彼に質問をしても答えそうにないと見た僕は、誰から見ても浮かぬ顔をしたに違いない。
- 毎日浮かぬ顔をしている娘の気持を、少しでも引き立ててやりたいと娘を愛する親として思ったのだった。
- 三学期の終わりになって、成績表をもらって来た息子が浮かぬ顔をしているのだが、そんなに悪かったのだろうか。