【破れかぶれ】の意味と使い方や例文（慣用句）

【慣用句】
破れかぶれ

【読み方】
やぶれかぶれ

【意味】
思うようにならなくて、どうにでもなれといった気持ちになること。すてばちになること。

「破れかぶれ」の使い方

うわっ。ともこちゃん、このテストの答案を見てよ。

うん？なあに？あら、８０点じゃない。いつもは、３０点くらいなのに、どうしたの？

あまりに難しくて、破れかぶれになって答えを書いたら、ほとんどが当たっていたみたいだよ。

破れかぶれで、このテストが解けるなんてすごいじゃない。真剣に勉強をするべきよ！

「破れかぶれ」の例文

1. 彼は、追い詰められた小動物のような、ほとんど破れかぶれの叫び声をあげたのだった。
2. 彼は、彼女に見捨てられたことで、破れかぶれになり、自分の描いた絵を全部捨ててしまったのである。
3. 彼は、なるようになるがいいと、もうまったくの破れかぶれになってまっすぐその連中のほうへ向かっていった。
4. 僕は、自分の父と同じ三十五歳になったら死亡すると、なぜか思い込んでいたので、破れかぶれだったが、密度のある人生を送ってきた。
5. どうしてみんな僕のことを信用してくれないのかと破れかぶれになっていた。