【ことわざ】
病は口より入り禍は口より出ず
【読み方】
やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいず
【意味】
病気は飲食物と共に体の中に入り込み、禍は口から出る言葉によって引き起こされる。口は慎まなければいけないという戒めのことば。
【語源・由来】
傅玄「口銘」より。
【類義語】
・口は禍の門
・禍は口から
【対義語】
ー
【英語訳】
ー
「病は口より入り禍は口より出ず」の使い方
また政治家が、余計な一言を言って、辞任させられることになったね。
みんなに選挙で選ばれるくらいに優秀な人であるはずなのに、病は口より入り禍は口より出ずという言葉を知らないのかしらね。
優秀だからこそ、自分の力を過信してしまって、発言が軽くなるのかな?
もっと、優秀な人よりも、国民の目線に立った政治家が増えると良いわよね。
「病は口より入り禍は口より出ず」の例文
- 病は口より入り禍は口より出ずというように、彼女の発言はいつも同性の反感を買い、苦情が殺到することになる。
- 病は口より入り禍は口より出ずというように、彼は、軽い気持ちで発言した一言が原因で謝罪会見を開くことになった。
- 病は口より入り禍は口より出ずという言葉のように、僕の軽はずみな一言が、ともこちゃんの怒りに火をつけたのだった。
- 病は口より入り禍は口より出ずというように、僕が口にした感想が、作家の神経を逆なでしたようで、取材の途中で帰られてしまった。
- 病は口より入り禍は口より出ずというように、かつらを着けている課長の前で、かつらの話をしてしまってから、社内では僕の居場所がなくなってしまった。
まとめ
政治家でも、そうじゃない一般の人でも、一言余分なことを言ったり、空気が読めない発言をしたために、一生を台なしにするような失敗につながることもある。なので、病気にならないように、食べ物に注意をするように、口を慎み、禍をまねかないようにしたいものです。