「行きつ戻りつ」の意味
【慣用句】
行きつ戻りつ
【読み方】
ゆきつもどりつ
「いきつもどりつ」ともいう。
【意味】
同じ所を何度も行ったり来たりすること。
つまり、「何度も同じところを行ったり来たりしてる」ってことやな。
ひたすら行ったり来たり、結局同じところに戻って来てしまうっていう意味やな。なかなか前に進まへん状況を描いてるんやろな。
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「行きつ戻りつ」の解説
カンタン!解説
「行きつ戻りつ」っていう言葉はね、文字通り、同じところを何度も行ったり来たりする様子を表す言葉なんだよ。
例えば、部屋の中をうろうろしたり、自分の部屋とリビングを何度も行ったり来たりするような動きを表すときに使うんだよ。
大事な試験の前の夜とか、何か重要な決断をしなければならない時とか、なんだか落ち着かないときに、部屋の中を行ったり来たりするような動きをしてしまうことってあるでしょ?それを「行きつ戻りつ」っていうんだよ。あるいは、そのような動作をしている人を見て、その人が何かに悩んでいるのかもしれないって感じることができるんだよ。
「行きつ戻りつ」の使い方
健太くん。行きつ戻りつしてどうしたの?
ああ、ともこちゃん。今日の宿題を忘れたことに気が付いたんだけど、取りに帰って遅刻して怒られるか、このまま学校に入って宿題を忘れたことを怒られるか、どちらがいいか迷っていたんだ。
ああー、なるほどね。それなら、行きつ戻りつしていないで急いで走って取りに行けば、健太くんの足なら間に合うんじゃないかしら。
そう思う?じゃあ急いで行ってくるよ。
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「行きつ戻りつ」の例文
- 彼は、考え事をしながら部屋の中を行きつ戻りつしたのだった。
- その人は、迷っているのか、プラットホームを行きつ戻りつしていた。
- 呼び鈴を鳴らすかどうか迷いながら、屋敷の前を行きつ戻りつしていたのだが、不審者と間違えられてしまった。
- 変な人が学校の前を行きつ戻りつしてますと生徒から報告があったので、警備員さんと一緒に見に行くことにした。
- 暗い部屋で考え事をしていると、思考が行きつ戻りつして煮詰まってしまうので、外に出ることにした。
まるでピンポンのように、同じところを行ったり来たりする様子を描いているんだ。