「玉石倶に焚く」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
玉石倶に焚く
「玉石倶に焦がる」ともいう。
【読み方】
ぎょくせきともにやく
【意味】
良い物も悪い物もともに滅びる。
「玉石倶に焚く」ということわざは、貴重なものと価値のないものが、一緒になって破壊されるという意味を持っているんだ。
ええっ、それはつまり、良いもんと悪いもんが一緒になっちゃって、全部ダメになるってことやな。
たとえば、良いリンゴと悪いリンゴが一緒に入った袋を全部捨てちゃう、みたいな感じか。大事なものも、気をつけないと一緒に失われちゃうってことやね。
【語源・由来】
宝石も石ころもともに焼き尽くす意から。
【出典】
「書経」
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「玉石倶に焚く」の解説
カンタン!解説
「玉石倶に焚く」という言葉はね、良いものと悪いものが一緒になって、どちらもなくなってしまう、つまり、全部失ってしまうって意味なんだよ。
考えてみて、宝石とただの石を一緒に焼いちゃったら、その宝石もただの石も両方とも焼けてしまうよね。それがこの言葉のイメージだよ。
例えば、クラスでみんなが宿題を出さなかったせいで、一人だけ出した子も含めて全員が罰を受けるとか、そういう状況でこの言葉が使えるんだ。良いことをしている人まで、一緒になって悪い結果を受けてしまうことを表しているんだよね。
「玉石倶に焚く」の使い方
災害が起きると、玉石倶に焚くね。
良い人も悪い人も関係なく被害に遭うわね。
因果応報が通用しないんだね。
善い行いを相当積んでいれば、九死に一生を得るかもしれないわよ。
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「玉石倶に焚く」の例文
- 地球が滅びれば玉石倶に焚く。地球が滅びないように世界中の人間が協力すべきだ。
- 火災は玉石倶に焚き、良い思い出も悪い思い出も焼き尽くす。
- 火山が噴火すると玉石倶に焚くことになる。
- 核兵器の使用は玉石倶に焚くだけでなく、放射線による被害は全世界に及ぶ。
- 大災害は玉石倶に焚き、自然の驚異をまざまざと見せつけられた。