【ことわざ】
騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かず
【読み方】
ききのきょくちょくするはどばのあんぽにしかず
【意味】
優秀な人でも怠ければ、凡人でも努力し続ける人にはかなわない。
「跼躅」は、ぐずぐずして進まないこと。「駑馬」は、足ののろい馬。「安歩」は、静かにゆっくり歩く。
【出典】
「史記」
【語源・由来】
駿馬でもぐずぐずしていればゆっくり歩く駄馬にかなわない意から。
【類義語】
・猛虎の猶予するは蜂蠆の螫を致すに若かず
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「騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かず」の使い方
健太くん。怠け過ぎじゃないの?
僕は天才だから大丈夫。
騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずっていうわよ。どんどん追い抜かされるわよ。
追い抜かされるようなレベルじゃないから大丈夫。
「騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かず」の例文
- 才能に胡坐をかいていると痛い目を見るよ。騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずという。
- 天才でも努力しないと、騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずで努力し続ける凡人に負ける。
- ウサギと亀の話のように、騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずだ。才能があるからと油断してはいけない。
- 甘井先に竭くというし、油断大敵ともいう。才能に依存してはいけない。騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずだ。
- 才能がない凡人を馬鹿にしてはいけない。騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かずで、努力する凡人は非凡な人間を超えることがある。