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故事成語一覧

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「く」から始まる故事成語

「く」:51語を掲載しています。

空谷の跫音くうこくのきょうおん孤独なときに、思いがけない訪問や便り、理解者を得る喜びのたとえ。
苦言は薬なり、甘言は疾なりくげんはくすりなり、かんげんはやまいなり耳に痛い忠告は自分を正す薬となるが、気に入られるための甘い言葉は人を損なう病のもとになるということ。
草、囹圄に満つくさ、れいごにみつ善政によって世の中がよく治まり、罪を犯す者がいないことのたとえ。
腐れ木は柱と成らずくされぎははしらとならず心根が腐っていたり、必要な能力を欠いていたりする者は、大切な役目を果たせないことのたとえ。
草を打って蛇を驚かすくさをうってへびをおどろかすある人を懲らしめることで、それと関係する別の人を戒めること。また、何気なくしたことが思いがけない結果を生むこと。
口に糊するくちにのりするわずかな収入で、どうにか生計を立てること。貧しいながらも、何とか暮らしを続けること。
口に蜜あり腹に剣ありくちにみつありはらにけんあり口ではやさしいことや相手を喜ばせることを言いながら、心の中では相手を陥れたり傷つけたりしようと考えていること。
口は禍の門くちはわざわいのかど(不用意に口にした言葉が災難を招くことがあるため、発言は慎むべきだという戒め。
唇亡びて歯寒しくちびるほろびてはさむし互いに助け合う関係にあるものの一方が滅びると、もう一方の存在も危うくなることのたとえ。
狗猪も其の余を食わずくちょもそのよをくらわず人の道を大きく外れた卑劣な者は、その食べ残しさえ犬や豚が口にしないほど、さげすむべきであるということ。
靴新しと雖も冠となさずくつあたらしといえどもかんむりとなさず上下・貴賤の区別を守り、自分の身分や立場の分を越えてはならないというたとえ。
靴を度りて足を削るくつをはかりてあしをけずる本来合わせるべき物事の順序を取り違え、大切なものを傷つけてまで、二次的な条件や決まりに無理に合わせることのたとえ。
衢道を行く者は至らずくどうをいくものはいたらずいくつもの道や目標に心を分けて進もうとすると、どれにも十分な力を注げず、結局は目的を達成できないということ。
苦肉の策くにくのさく敵を欺くために、自分や味方を苦しめてまで行う計略。転じて、苦しまぎれに考え出した手立て。
国大なりと雖も戦いを好めば必ず亡ぶくにだいなりといえどもたたかいをこのめばかならずほろぶどれほど大きく強い国でも、戦争を好み、むやみに兵を用い続ければ、ついには滅亡するという戒め。
国に入ってはまず禁を問えくににいってはまずきんをとえ他国やよその土地に入ったら、まずそこで禁じられていることや守るべき規則を知り、それに従えという教え。
国乱れて忠臣現るくにみだれてちゅうしんあらわる国が乱れて危機に陥ると、真の忠臣が現れ、また、誰が真の忠臣であるかが明らかになるということ。
首斬る罪人にも三日の日延べありくびきるざいにんにもみっかのひのべありどれほど差し迫った重大な事柄でも、すぐに実行せず、よく考えるための時間を置くべきだということ。
頸を延べ踵を挙ぐくびをのべかかとをあぐ首を長く伸ばし、かかとを上げてつま先立ちしながら待つように、人や物事の到来を心から待ち望むこと。とくに、すぐれた人物の出現を待ち焦がれるさまにもいう。
雲となり雨となるくもとなりあめとなる雲や雨のように姿や状態が変わり、どちらとも定まらないこと。また、跡形もなく消えること。さらに、恋愛の関係にある人どうしの契りが深く、情愛がこまやかなこと。
雲は竜に従い風は虎に従うくもはりゅうにしたがいかぜはとらにしたがう性質や志の似たものどうしは、自然に求め合い、集まるものだというたとえ。また、すぐれた君主のもとには、すぐれた臣下が集まることのたとえ。
食らえどもその味わいを知らずくらえどもそのあじわいをしらずほかのことに心を奪われていると、物を食べても味さえ分からないこと。物事に心を集中して真剣に取り組まなければ、その内容を十分に理解したり、身につけたりできないという戒め。
車は三寸の楔を以て千里を駆くるくるまはさんずんのくさびをもってせんりをかくる小さなものでも、大きな役目を果たすことができるというたとえ。
車を借る者は之を馳せ、衣を借る者は之を被るくるまをかるものはこれをはせ、ころもをかるものはこれをきる人から借りた物は、自分の物ほど大切にせず、扱いが雑になりやすいというたとえ。 「車を借る者は之を馳せ、衣を借る者は之を被る」の故事 この言葉は、『戦国策(せんごくさく)』(前漢末、劉向編)の「趙策」にある一節に基づきます。『戦国策』は、中国の戦国時代に諸国を訪…
君子行いを以て言い、小人舌を以て言うくんしおこないをもっていい、しょうじんしたをもっていう徳のある立派な人は行動によって自分の考えを示すが、つまらない人は口先だけで立派なことを言うということ。人の本当の価値は、言葉より実際の行いに表れるという戒め。
君子重からざれば則ち威あらずくんしおもからざればすなわちいあらず徳のある立派な人も、態度や振る舞いに落ち着きと重々しさがなければ、人から敬われる威厳をもてないということ。
君子蕩蕩として小人戚戚たりくんしとうとうとしてしょうじんせきせきたり徳を備えた立派な人は、心が広くゆったりとしているが、度量の狭い人は、いつも不安や心配に苦しんでいるということ。
君子に三戒ありくんしにさんかいあり徳のある立派な人が、人生のそれぞれの時期に慎むべき三つのこと。若い時の色欲、壮年期の争い、老年期の利得への執着をいう。
君子に三楽ありくんしにさんらくあり徳のある立派な人には、父母と兄弟の無事、天や人に恥じない生き方、優れた人材を教育することという三つの大きな楽しみがあること。
君子の交わりは淡きこと水の如しくんしのまじわりはあわきことみずのごとし徳のある立派な人どうしの交際は、水のように淡泊であるが、その友情はいつまでも変わらないということ。
君子は憂えず懼れずくんしはうれえずおそれず徳を備えた立派な人物は、自分の行いを振り返って心にやましいところがないため、何も心配せず、恐れもしないということ。
君子は屋漏に恥じずくんしはおくろうにはじず人格の立派な人は、だれも見ていない所でも、良心に恥じるような行いをしないこと。
君子は下問を恥じずくんしはかもんをはじず徳を備えた立派な人は、自分より年齢や地位が低い人に教えを求めることを恥と思わない。知らないことは、相手の立場にかかわらず素直に尋ねるべきだという教え。
君子は器ならずくんしはきならず立派な人物は、一つの技能や役割だけに偏らず、広い知識と徳を備えて、さまざまな場面に応じられるものであるという教え。
君子は義に喩り、小人は利に喩るくんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる立派な人物は、物事が正しい道理にかなうかどうかを考えるが、つまらない人物は、自分の利益になるかどうかを考えるということ。
君子は言に訥にして行に敏ならんと欲すくんしはげんにとつにしてこうにびんならんとほっす立派な人物は、言葉を控えめにし、行動は素早く実行したいと願うものであるという教え。何を言うかよりも、実際にどう行動するかを重んじる。
君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求むくんしはこれをおのれにもとめ、しょうじんはこれをひとにもとむ徳のある立派な人物は、問題の原因や果たすべき責任をまず自分に求めるが、つまらない人物は、すぐに他人へ求めるということ。
君子は三端を避くくんしはさんたんをさく人格の立派な人は、文章・武器・弁論を用いて他人と争うことを避けるというたとえ。
君子は死するに衣冠を脱がずくんしはしするにいかんをぬがず徳のある立派な人物は、死を前にしても身なりや態度を崩さず、最後まで品位と礼節を守るということ。
君子は人の美を成して、人の悪を成さずくんしはひとのびをなして、ひとのあくをなさず人格の立派な人は、他人の長所や善い行いが実を結ぶよう助け、欠点や悪い行いが広がるような手助けはしないという教え。
君子は独りを慎むくんしはひとりをつつしむ徳のある人は、他人が見ていない所でも行いを慎み、良心に恥じるようなことをしない。
君子は豹変すくんしはひょうへんす徳のある立派な人物は、自分の過ちに気づくと、きっぱりと改めてよい方向へ進むものだということ。転じて、考えや態度を急に変えること。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せずくんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず徳のある立派な人は、周囲と調和して付き合うが、むやみに人へ同調しない。人格の未熟な人は、安易に人へ同調するが、心から調和して付き合うことができない。
愚公山を移すぐこうやまをうつすどんなに困難なことでも、怠らず努力を続ければ、やがて成し遂げられるというたとえ。
虞芮の訴えぐぜいのうったえ互いに自分の利益を主張して争うこと。また、双方が自らの非に気づき、訴えを取り下げて譲り合うことのたとえ。 「虞芮の訴え」の故事 「虞芮」とは、古代中国の虞(ぐ)と芮(ぜい)という二国を指します。両国が田地をめぐって争い、殷(いん)王朝末期に周の君主であった西伯…
愚を守るぐをまもる賢さや才能をひけらかさず、自分を実際以上に見せようとしないで、謙虚で飾り気のない態度を保つこと。
群蟻腥羶に付くぐんぎせいせんにつく利益のあるところへ、多くの人が群がり集まることを卑しんでいう言葉。
群軽軸を折るぐんけいじくをおる一つ一つは軽く小さなものでも、数多く集まれば大きな力や影響を生むことのたとえ。
群犬怪しむ所に吠ゆぐんけんあやしむところにほゆ集まった俗人たちが、自分たちとは異なる賢者の言動を怪しく思い、非難することのたとえ。
群して党せずぐんしてとうせず多くの人と親しく交わるが、私情や利益のために仲間だけで固まり、派閥をつくることはしないということ。
群羊を駆って猛虎を攻むぐんようをかってもうこをせむ多くの弱い者を連合させて、圧倒的に強い者へ立ち向かわせること。転じて、どれほど努めても勝ち目のない対抗のたとえ。

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故事成語とは?

故事成語とは、歴史上の人物・事件・逸話や古い書物などを背景として成立し、一定の意味で使われるようになった表現です。「矛盾」「蛇足」「漁夫の利」などには、意味を理解する手がかりとなる故事があります。言葉によって出典の明確さが異なるため、推測と確認できる典拠は区別して調べることが大切です。

故事成語一覧と有名な100選の違い

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故事成語を正確に調べるために

似た意味のことわざ・慣用句・四字熟語があっても、由来や文章の中での働きは必ずしも同じではありません。読み方・意味・例文・故事の背景を合わせて確かめましょう。ことわざ・慣用句・故事成語の違いも参考になります。


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