「捨て石になる」の意味
【ことわざ】
捨て石になる
【読み方】
すていしになる
【意味】
大きな目的を達成するために犠牲になるたとえ。
「捨て石」は、囲碁で、作戦上相手にわざと取らせるように打つ石のこと。
「捨て石になる」という言葉は、大きな目的を達成するために自らを犠牲にすることをたとえているんだよ。
ほう、そういうことか。囲碁で相手に取らせるために打つ「捨て石」みたいに、大きな目的のために自分が犠牲になることを言うんやな。
これは、目的を達成するための戦略や犠牲の大切さを教えてくれる言葉やわ。
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「捨て石になる」の解説
カンタン!解説
「捨て石になる」というのはね、囲碁というゲームで使われる戦略から来ているんだよ。囲碁では、大きな作戦のためにわざと一つの石を相手に取らせることがあるんだ。その石が「捨て石」っていうんだね。
たとえば、サッカーの試合で、自分が点を取ることよりもチームが勝つことを優先して、パスをするようなことが「捨て石になる」ってことに当たるんだ。自分の目立つ活躍よりも、チームの勝利のために自分を犠牲にするんだね。
このことわざは、時には自分が犠牲になることで、もっと大きな目的を達成できるって教えてくれるんだよ。個人の利益よりも、チームや集団のために行動することが大切だっていうことを示しているんだね。
「捨て石になる」の使い方
この学校が良くなるなら、私は捨て石になってもいいわ。
ともこちゃんは、先生にも生徒にも影響力があるから、大きな波紋を起こすことができるだろうね。
何十年何百年とこの学校の歴史が受け継がれていくために、みんながこの学校の卒業生で良かったと誇ることができるように私は頑張るわ!
さすがともこちゃん。目指すものが違うね。
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「捨て石になる」の例文
- 若い人の未来のために、年老いた私が捨て石になりましょう。
- あとに続く人の捨て石になって、目立たない研究にその一生をささげた。
- もう子どもを授からない私たちは、女性が暮らしやすい社会のために良い捨て石になりましょうとアナウンサーが涙ながらに発言した。
- この会社を救うためには、誰かが捨て石になる覚悟をもたないといけません。
- 仲間のため組織のために自分だけが捨て石になるというのは、なまじっかに出来るものじゃありません。
- どちらの隊の兵士たちにも帰りを待ちわびている家族がいるだろうに、どちらか一方の隊が捨て石になるなんてむごい話だ。