「水火を踏む」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
水火を踏む
【読み方】
すいかをふむ
【意味】
危険をおかすこと。危険な立場に陥ること。
極めて危険な状況に自ら足を踏み入れることのたとえやな。自ら危険を冒して進むことの重大さや危険性を教えてくれる言葉や。
【語源・由来】
大河の水を踏み渡ったり、大火を踏み超えるような危ないことをする意から。
【出典】
「列子」
【類義語】
・たとえ火の中水の底
「水火を踏む」の解説
「水火を踏む」という言葉は、文字通りには大河の水を歩いて渡ったり、大火を踏み越えたりするような、非常に危険な行為をすることを意味していて、転じて、非常に危険な状況や立場に陥ることを表すたとえなんだよ。
この表現は、水も火も人の生命にとって大きな脅威をもたらす自然現象であることから、これらを踏んで渡ることは非常に危険であり、困難であるということを示しているんだね。つまり、非常に困難で危険な状況に自ら進んで立ち向かう、またはそのような状況に巻き込まれることを表しているんだ。
たとえば、大きなリスクを伴う仕事を引き受けたり、困難な状況に自ら進んで挑むような場合に、「水火を踏む」という表現を使うことができるよ。このことわざは、危険を冒してでも何かに挑戦する勇気や覚悟を表す言葉として使われるんだね。
「水火を踏む」という言葉は、困難や危険な状況に直面することの重大さを教えてくれる言葉なんだ。このことわざは、大きなリスクや危険を伴う状況に立ち向かう勇気や覚悟を強調しているんだ。
「水火を踏む」の使い方
「水火を踏む」の例文
- 僕の能力妬んだ社員の讒言のせいで、水火を踏むことになった。
- 人生は険しいもので、水火を踏まねばならぬ時もある。
- 水火を踏まないと大きな成功なんてつかめない。何事もチャレンジだ。
- 虎穴に入らずんば虎子を得ずというから、成功を得るには水火を踏む覚悟が必要だ。
- 水火を踏むことで得た経験は、お金では買えないかげがえのないものだ。
極めて危険な立場や状況に自ら足を踏み入れることを表しているんだ。