【ことわざ】
明き所には王法あり、暗き方には神明あり
【読み方】
あかきところにはおうほうあり、くらきかたにはしんめいあり
【意味】
人に見える所では国の法が働き、人に見えない所でも神が見ているという意から、悪事や不正は隠してもいずれ明るみに出て、逃れられないことを表すことば。
【語源・由来】
詳しい成立事情ははっきりしないが、江戸時代の読本『昔話稲妻表紙』に「あきらかなる所には王法あり、くらき所には神霊あり」という形が見える。「王法」は国王や支配者の法をいい、「神明」は神を表す語である。こうした語を組み合わせて、見える所でも見えない所でも悪事は逃れられないという考えを表したものと考えられる。
【英語】
No wrongdoing escapes the law or the gods
No evil deed stays hidden forever
【類義語】
・天網恢恢疎にして漏らさず
・天知る地知る我知る人知る
「天網恢恢疎にして漏らさず」は、天の道理や天罰によって悪事を逃さないという意味が強い。
「天知る地知る我知る人知る」は、隠し事でも必ず誰かが知っているという点を強く表す。
「天知る地知る我知る人知る」は、隠し事でも必ず誰かが知っているという点を強く表す。
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「明き所には王法あり、暗き方には神明あり」の使い方

昨日、立ち入り禁止のうら庭でサッカーしたの、まだ先生にばれてないよね。

健太くん、それは明き所には王法あり、暗き方には神明ありだよ。朝から先生が足あととボールのあとを見てたよ。

しまった……しかも名前を書いたぼくのボール、置きっぱなしだった!

神明を待つまでもなく、名前つきのボールじゃすぐわかっちゃうよ。
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「明き所には王法あり、暗き方には神明あり」の例文
- だれも見ていないと思ってテストの答えをのぞいても、明き所には王法あり、暗き方には神明ありだ。
- 夜の公園でこっそり落書きをしても、明き所には王法あり、暗き方には神明ありで、結局見つかってしまう。
- 家の人にわからないと思ってお金を持ち出すのは、明き所には王法あり、暗き方には神明ありというものだ。
- インターネットで名前をかくして悪口を書いても、明き所には王法あり、暗き方には神明ありで、あとで問題になることがある。
- 先生は「ずるをしても、明き所には王法あり、暗き方には神明ありだよ」と言って、正直に行動する大切さを話した。
こっそりした不正や悪事が、結局はばれることを戒めるときに使うことば。小さな失敗や、ただのうっかりを言う場面にはあまり向かない。























