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【瓢箪の川流れ】の意味と使い方や例文(語源由来)

瓢箪の川流れ

「瓢箪の川流れ」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
瓢箪の川流れ

【読み方】
ひょうたんのかわながれ

【意味】
浮かれていて落ち着きのないようすのたとえ。あてもなくぶらぶらしているさま。

ことわざ博士
「瓢箪の川流れ」という表現は、川に流れた瓢箪が軽々と水面を漂う様子から来ているんだよ。この言葉には二つの意味があって、ひとつはうきうきして落ち着きがない様子を表し、もうひとつは目的もなくあてもなくぶらぶらしているようすを示しているんだね。

いずれの場合も、瓢箪が流れに任せて軽やかに動く様子から、人の心や行動が定まらない、漂うような状態をイメージさせる言葉なんだ。

助手ねこ
ほならね、「ふわふわしてて落ち着きがない」か「目的もなくダラダラしてる」っていうときに使える言葉やな?瓢箪が川を流れるみたいに、軽々と漂ってる感じを表すんやね。

なんか、その場の雰囲気に流されやすい人とか、ふらふらとして計画性がないような状況を言い表すのにピッタリやな。目的地も決めずにただ流れるだけの、そんな様子を想像すると、結構リアルに感じられるわ。

【語源由来】
瓢箪が川の上をふわふわ躍るようにながれていくようすから。

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「瓢箪の川流れ」の解説

カンタン!解説
解説

「瓢箪の川流れ」という表現には、ふたつの意味があるんだね。一つ目は、瓢箪が川を流れるように、人がうきうきして落ち着かない様子を表していること。そして、二つ目は、瓢箪が川に流れていく様子から、目的もなくあてもなくぶらぶらとしている様子を指す言葉なんだ。

たとえば、夏休みになってわくわくして、友達と遊びに行く計画を立てる子供たちの様子は、うきうきして落ち着きがない「瓢箪の川流れ」の一つ目の意味に当てはまるね。また、休日に特に予定もなく街をぶらぶら歩いている時のことを、あてもなくぶらぶらしているという二つ目の意味で「瓢箪の川流れ」と表現することができるよ。

この言葉からは、人の気持ちや行動が状況によって変わること、そしてそれぞれの状態に合った表現があることを学ぶことができるね。人生ではいろいろな気持ちや状況に遭遇するけれど、その時々の感情や行動をうまく表現できる言葉があると、自分の気持ちを他人に伝えたり、理解してもらいやすくなるんだよ。だから、感情や状況を上手に表現することの重要性を思い出させてくれる言葉なんだ。

「瓢箪の川流れ」の使い方

健太
最近のA子はどうしたの?いつ見ても瓢箪の川流れみたいだよ。昼休みもずっと教室をうろうろしているし。
ともこ
最近、授業に全然集中できなくて。考え事をしていると、気づいたら歩き回ってるの。
健太
心配事でもあるの?僕にできることがあれば言ってよ。
ともこ
進路について考えると、なんだか落ち着かなくて。どこに行きたいのか、何をしたいのか、はっきりしなくて。困っちゃうわ。
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「瓢箪の川流れ」の例文

例文
  1. 彼は新しい街で瓢箪の川流れのように、興味を引かれるものすべてを追いかけていた。
  2. 退職後の生活は、特に計画もなく瓢箪の川流れのように日々を過ごしている。
  3. 夏休みに入り、子供たちは瓢箪の川流れのように公園から図書館へと駆け回っている。
  4. 彼女は瓢箪の川流れのように、次々と趣味を変えてはそれに没頭していく。
  5. 新しいプロジェクトに取り組む気持ちは高まっているが、まだ具体的な計画がなく、思考が瓢箪の川流れのようだ。

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