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【飛蛾の火に赴くが如し】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語)

飛蛾の火に赴くが如し

「飛蛾の火に赴くが如し」の意味(出典・語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
飛蛾の火に赴くが如し

【読み方】
ひがのひにおもむくがごとし

【意味】
自ら進んで危ないところに身を投ずること。

ことわざ博士
「飛蛾の火に赴くが如し」という言葉は、自分から危険を求めてそれに飛び込む行動を指すたとえなんだよ。
助手ねこ
ああ、それはよく言われることやな。つまり、「知ってて危険なことにわざわざ手を出す」っていう行動を示してるんやな。

飛蛾が火に飛び込むように、自分から危険な状況に身を置くってことやね。これは、自己破壊的な行動や、無謀な挑戦をする人のことを言うときに使われる言葉やな。

【出典】
梁書りょうしょ

【語源由来】
蛾が火に誘われてそこに飛び込んでいくようであるということから。

【類義語】
・飛んで火に入る夏の虫
・我と火に入る夏の虫

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「飛蛾の火に赴くが如し」の解説

カンタン!解説
解説

「飛蛾の火に赴くが如し」という言葉は、自ら進んで危険な状況に身を投じることを形容するたとえだね。出典は「梁書」で、この言葉は蛾が火の光に誘われて飛び込む様子に例えられているんだ。この比喩は、蛾が火の光に魅了され、その美しさや魅力に引き寄せられるが、結果的には火によって命を落とすという自然界の現象を指しているよ。

この表現は、人が魅力的だが危険なものや状況に引き寄せられ、その結果として自ら不幸や災いを招くことを警告しているんだ。例えば、見返りや利益を求めて無謀な挑戦をすることや、誘惑に負けて理性的な判断ができなくなる状況などに対して使われることがあるよ。

「飛蛾の火に赴くが如し」は、人が直面する誘惑や危険に対する盲目的な追求の危うさを示し、より慎重で賢明な選択を促す教訓として役立つ言葉なんだ。この言葉は、人々に対して、魅力的に見える選択肢が必ずしも最善の結果をもたらすわけではないことを思い出させてくれるよ。

「飛蛾の火に赴くが如し」の使い方

健太
ねえ、あの新しいアトラクション乗りたいな。
ともこ
えっ?でも事故が多いらしいよ?飛蛾の火に赴くが如しじゃない。
健太
でも面白そうだし、せっかくだから挑戦してみたいんだ。
ともこ
私は危機意識が高いから、健太くん一人で載りなよ。
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「飛蛾の火に赴くが如し」の例文

例文
  1. 新しい挑戦をする決心をし、飛蛾の火に赴くが如し困難な道を選んだ。
  2. 冒険心にあふれる彼女は、飛蛾の火に赴くが如し危険を冒すことをためらわない。
  3. まるで飛蛾の火に赴くが如く、リスクを冒してでも大きなチャンスを追求する。
  4. 崖の上からバンジージャンプをするなんて、まるで飛蛾の火に赴くが如し行為だ。
  5. 彼の情熱は、飛蛾の火に赴く如く彼を未知の領域に引き寄せる。

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