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【日に就り月に将む】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

「日に就り月に将む」の意味(出典・類義語)

意味

【ことわざ】
日に就り月に将む

【読み方】
ひになりつきにすすむ

「将」は、「おこなう」とも読む。

【意味】
物事が日ごとに成り、月ごとに進歩するということ。学業が着実に進歩することのたとえ。

ことわざ博士
「日に就り月に将む」という表現は、太陽が沈んで月が昇るように、学業や事業などが順調に、そして着実に進展していく様子を比喩的に表しているんだ。

この言葉は、日が変わり月が巡る自然の順序のように、物事が自然にかつ順調に進むことの美しさや、それに伴う成長や発展を意味しているよ。

助手ねこ
へえ、それはいいたとえ話やな。日々の小さな進歩が積み重なって、最終的には大きな成果につながるってことやね。太陽が沈んで月が昇るように、自然な流れの中で物事が順調に進むっていうのは、なんだか安心するし、希望が持てる話やな。

一つ一つの努力がちゃんと意味があるってわかると、もっと前向きにがんばれそうや。急がずに、でも確実に目標に向かって努力を続けることの大切さを、もっと心に留めておかなあかんね。

【出典】
詩経しきょう

【類義語】
・日進月歩

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「日に就り月に将む」の解説

カンタン!解説
解説

「日に就り月に将む」は、事業や学問などが日ごとに、月ごとに確実に進展していく様子を表している言葉だね。この表現は、時間の経過とともに、着実に物事が進んでいくことの喜びや価値を強調しているよ。ここでの「日に就り」は毎日少しずつ、「月に将む」は毎月確実に前進することを意味しているんだ。

この言葉からは、大きな成果や目標達成には時間がかかるものの、日々の積み重ねが大切であり、それが最終的には大きな進歩へとつながるというメッセージが読み取れるね。一歩一歩着実に努力を重ねることの大切さや、その過程を楽しむ心持ちが、成功への鍵であるという考え方を示しているんだ。

また、このことわざは、物事を急がず、じっくりと時間をかけて取り組むことの重要性も教えてくれているよ。すぐに結果が出ないからといって焦ったり諦めたりせず、長期的な視野で物事に取り組む姿勢が、成果を出すためには必要だと示しているんだ。

だから、「日に就り月に将む」という言葉は、忍耐強く、一歩ずつ前に進むことの価値を思い出させてくれるんだ。毎日の小さな努力が積み重なって、最終的には目標達成につながるということを忘れないようにしよう。

「日に就り月に将む」の使い方

ともこ
試験の勉強、どうしてる?
健太
毎日コツコツとやってるよ。日に就り月に将むってやつだね。毎日少しずつ理解を深め、毎月目標を達成していくスタイルで。
ともこ
いいね、その進め方。私も見習わないと。毎日の積み重ねが大切だもんね。
健太
そうそう、一日一日を大切にして、長期的に見てしっかりと成果に繋げていくんだ。今は大変かもしれないけど、この努力が将来に大きく役立つはずさ。
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「日に就り月に将む」の例文

例文
  1. 彼は毎日コツコツと努力を重ねることで、まさに日に就り月に将むように、学業で大きな進歩を遂げた。
  2. この新しいプロジェクトは、始めは小さな成果だったが、チーム全体の努力により日に就り月に将むという感じで、次第に形になってきた。
  3. 起業してからというもの、毎日が挑戦の連続だったが、日に就り月に将む精神で乗り越えてきた結果、ついに黒字転換することができた。
  4. 独学でプログラミングを学び始めた彼女は、日に就り月に将む努力が実り、一流のエンジニアとして認められるようになった。
  5. 彼の作家としての道は、日に就り月に将むような地道な努力の積み重ねがあってこそ、今の成功がある。

 


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