【ことわざ】
千里の馬も伯楽に逢わず
【読み方】
せんりのうまもはくらくにあわず
【意味】
いつの時代にも優秀な人はいるが、その才能を見抜いて能力を発揮させることができる人はなかなかいないということ。
【語源・由来】
「伯楽」は、名馬を見抜く名人のこと。
一日に千里を走ることのできる名馬がいても、それを見抜くことのできる名人はなかなかいないことから。
【類義語】
・千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず
【英語訳】
It is very difficult to meet an able person.
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「千里の馬も伯楽に逢わず」の使い方
昨日の手品はとても素晴らしかったと思うわ。
ありがとう。それほど練習したわけじゃないのに、成功して良かったよ。
健太くんにそんな才能が眠っていたなんて、とても驚いたわ。今までは、千里の馬も伯楽に逢わずだったのね。
これからも先生に教わりながら、もっと練習してみようと思っているよ。
「千里の馬も伯楽に逢わず」の例文
- 千里の馬も伯楽に逢わずというけれど、あの先生に出会わなければ、この才能には気づかないまま生きていたことだろう。
- 彼女は全くの素人だったにも関わらず、偶然出会った師が彼女の才能に気づいたんだ。千里の馬も伯楽に逢わずだね。
- ピッチャーをしていた頃は、それほど力のある選手だと思わなかったけれど、キャッチャーに転向してからは素晴らしい成績だね。千里の馬も伯楽に逢わずというけれど、彼と監督の出会いに感謝しなければいけないね。
- 彼女は何度コンクールに応募しても落選ばかりだった。しかし、作品が先生の目に止まったことで、才能が一気に開花したんだね。千里の馬も伯楽に逢わずということだったのか。
まとめ
人は誰しもなにかの才能を秘めているのではないでしょうか。
しかし、千里の馬も伯楽に逢わずというように、その才能を見抜く人物に出会わなければ、気づかないまま過ごしてしまうのかもしれませんね。
眠っている才能に気づいてくれる人に出会うことで、才能を発揮させることができるといいですね。