「善に強い者は悪にも強い」の意味とは?(類義語)
【ことわざ】
善に強い者は悪にも強い
「善に強ければ悪にも強い」ともいう。
【読み方】ぜんにつよいものはあくにもつよい
【意味】
極端から極端に変わる性格のこと。
わかりやすく言うと、「とても良いことをする人がもし悪いことを始めたら、それもすごく力を入れてやるんじゃないか」っていうのがこのことわざの意味やな。
すなわち、人の性格は変わりやすいから、自分自身をしっかりとコントロールすることが大事ってことを教えてくれるわけやで。
【類義語】
・悪に強ければ善にも強し
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「善に強い者は悪にも強い」の語源由来
【語源・由来】
善行を熱心にするものは、一度悪に染まると悪行も熱心にする意から。
由来を簡単に説明!
「善に強い者は悪にも強い」っていうことわざの由来は、善い行いを熱心にする人は、一度悪い行いに染まると悪い行いも熱心にするという意味から来ているんだよ。善いことを頑張ってする人は、もし一度悪いことを始めてしまうと、悪い行いも頑張ってしまうんだということを表しているよ。
「善に強い者は悪にも強い」の使い方
あの人は本当にいい人だよね。
善に強い者は悪にも強いっていうわよ。ああいう人は人生につまずいた時がこわいわね。
とてつもない悪人になるの?
悪の道に誘われない事を祈るわ。
「善に強い者は悪にも強い」の例文
- 善に強い者は悪にも強いというから、良い人ほど人生の階段を踏み外すと大変なことになる。
- 「まさかあの人が」という人に限って、善に強い者は悪にも強いというように残忍な犯罪をしたりするんだ。
- 「挨拶をするいい子でしたよ」といわれるくらい近所で評判の優等生だったが、善に強い者は悪にも強いのごとく殺人犯になった。
- 善に強い者は悪にも強いというように、善人は大悪人になるし、悪に強い者は善にも強いというように、大悪人は改心の余地がある。
- 善に強い者は悪にも強いというので、良い人だからと信頼しきっていたら大変な目にあうかも。
つまり、善行に熱心な人も、もし悪の道に逸れてしまうと、その悪行にも同じくらい熱心になってしまうということを警告しているのさ。