「堪忍の忍の字が百貫する」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
堪忍の忍の字が百貫する
【読み方】
かんにんのにんのじがひゃっかんする
【意味】
我慢は大きな価値があるということ。
「百貫」は、銭百貫の意。
「堪忍の忍の字が百貫する」ということわざは、怒りや不満を我慢することが非常に価値のある行為であると示しているんだよ。
そっかー、つまり、ムカッときても、我慢することには大きな価値があるんやな。
怒りをこらえることは、100貫分の価値があるってことや。怒るよりも、冷静になることの方が大事ってことを教えてくれる言葉やね。
【語源・由来】
耐え忍ぶ「忍」の字は百貫の値打ちがあるという意から。
【類義語】
・堪忍五両
・堪忍は万宝にかえ難し
・忍の一字が一大事
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「堪忍の忍の字が百貫する」の解説
カンタン!解説
「堪忍の忍の字が百貫する」っていう言葉は、怒りや不満を我慢すること、つまり「忍ぶ」ことには、大きな価値や重みがあるという意味だよ。
ここでの「百貫」というのは、昔のお金の単位で、とても大きな額を示しているんだ。だからこの言葉は、我慢することの価値が、とても高いことを表しているんだよ。
簡単に言えば、どんなに困難な状況でも、怒ったり諦めたりせずに、じっと我慢することが、大切で価値のあることだって教えてくれているんだね。怒りや感情を爆発させることは簡単だけど、それを我慢して冷静に対応することは、時としてとても価値がある行動となることを、この言葉は伝えているんだよ。
「堪忍の忍の字が百貫する」の使い方
怒りたかったけど我慢したよ。
偉いわね。堪忍の忍の字が百貫するっていうわよ。
誰かに百貫もらえたらこの胸のもやもやがすっきりするだろうに。
そのもやもやが晴れたら大きな成長を遂げて、百貫もらうくらいの価値になるわよ。
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「堪忍の忍の字が百貫する」の例文
- 忍耐は心が強くないとできないし、堪忍の忍の字が百貫する価値があることだ。
- 耐え忍ぶことができる君はすごい。堪忍の忍の字が百貫するんだよ。
- 堪忍の忍の字が百貫するので、我慢は人生において価値のある行為だ。
- 若い時の苦労は買ってもせよというし、堪忍の忍の字が百貫するという。苦労と忍耐は人を育ててくれる。
- 堪忍の忍の字が百貫するように、我慢した分君の心は大きくなる。我慢にはそれだけの値打ちがあるんだよ。