「君子重からざれば則ち威あらず」の意味(出典)
【ことわざ】
君子重からざれば則ち威あらず
【読み方】
くんしおもからざればすなわちいあらず
【意味】
高位高官の人は重々しく威厳がないと人から侮られるため、軽々しい行動は控えよと言うこと。
「君子重からざれば則ち威あらず」という言葉は、高い地位にいる人や、重要な役職の人は、その立場にふさわしい威厳を持たないと、他の人から軽く見られてしまうことを警告するものだよ。
なるほどな。大きな役職や、立派な地位にいる人は、軽い行動や言動をすると、他の人たちから「あの人、ちゃんとしてるの?」って思われてしまうんやね。
大きな役割を持ってるからこそ、しっかりとした態度や行動が求められるわけや。大事な役職にいる人は、ちゃんとその役職に見合った行動をするべきやな。
【出典】
「論語」
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「君子重からざれば則ち威あらず」の解説
カンタン!解説
「君子重からざれば則ち威あらず」っていう言葉は、高い地位や立場の人が、しっかりしていないと、人に尊敬されないよ、だから、軽い行動や言動はしない方がいいよ、と教えてくれる言葉なんだ。
例えばね、クラスのリーダーや先生、会社の上司なんかが、軽い冗談ばかりしていたり、約束を守らなかったりすると、それを見ている人たちは、その人を真剣に受け止めなくなっちゃうんだよ。
要するに、高い立場の人は、自分の言動に気をつけて、ちゃんとした態度でいないと、人から信用されなくなっちゃうよ、っていうことをこの言葉は伝えているんだね。だから、立場が高くなったら、しっかりとした態度を持つことが大切ってことだよ。
「君子重からざれば則ち威あらず」の使い方
君子重からざれば則ち威あらずというのに、日本の政治家は軽いよね。
発言も行動も軽いわ。
敬意を表するに値しないね。
自分たちの利益しか考えていないお金の亡者ばかりに思えるわ。
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「君子重からざれば則ち威あらず」の例文
- 総理のクラブ通いを止めないと、君子重からざれば則ち威あらずだ。
- 彼の発言は軽く重みがない。君子重からざれば則ち威あらずで尊敬できない。
- 他国の大統領に戦争の必勝祈願の品を渡すとは、君子重からざれば則ち威あらずだ。事の重大性を理解しない軽い行動に呆れる。
- 君子重からざれば則ち威あらずというからといって、国民に分かりにくい難しい言葉で語るのはいかがなものか。
- かつて庶民派をアピールする首相もいたが、君子重からざれば則ち威あらずというから国民とは距離を置き威厳を保つ。