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【爪の垢を煎じて飲む】の意味と使い方や例文(語源由来)

爪の垢を煎じて飲む

「爪の垢を煎じて飲む」の意味(語源由来)

意味
【慣用句】
爪の垢を煎じて飲む

【読み方】
つめのあかをせんじてのむ

【意味】
すぐれた人にあやかろうとするたとえ。

ことわざ博士
「爪の垢を煎じて飲む」という表現は、非常に優れた人の特性や才能を自分も身につけたいと願うことを意味しているんだよ。

尊敬する人の真似をして自分も成長しようとする心構えを表している言葉なんだ。

助手ねこ
おお、そんな意味があるんかいな。つまり、すごい人のちょっとしたものからでも、何かを学んで自分もそうなりたいって思うことを言うんやね。

昔の人は、文字通りに爪の垢を煎じて飲もうと思ったんやろうけど、今は、その人の言動や行いを見習うってことやな。尊敬する人の良いところを見習って成長しようとする気持ちを表すんやね。

【語源由来】
優れた人の爪の垢のようなものでも薬にしたら、少しは似てくるかもしれないということから。

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「爪の垢を煎じて飲む」の解説

カンタン!解説
解説

「爪の垢を煎じて飲む」という表現は、非常に優れた能力や徳を持つ人の少しの習慣や性質を取り入れようとすることを意味する言葉だよ。

このことわざの由来は、文字通りには優れた人の爪の垢を薬として煎じて飲むという、非常に昔の風習や信仰に基づいているんだ。もちろん、実際に爪の垢を飲むことはなく、これは比喩的な表現なんだよ。優れた人の少しの習慣や知恵を取り入れることで、自分もそのようになりたいと願う気持ちを表しているんだね。

たとえば、ある分野で成功している人がいて、その人の成功の秘訣を学びたいと思うときに、「その人の爪の垢を煎じて飲む」という表現を使うことができるんだ。これは、その人の良い習慣や考え方、行動を見習って、自分自身も成長しようとする姿勢を示す言葉なんだよ。

このように、「爪の垢を煎じて飲む」という表現は、目標とする人の良い点を自分に取り入れ、それを通じて自己改善を図ろうとする意志を表すのに使われる言葉なんだね。

「爪の垢を煎じて飲む」の使い方

健太
ともこちゃん。今日、母さんにともこちゃんの爪の垢を煎じて飲みなさいっていわれたんだ。爪を切ってくれるかい?
ともこ
爪をもらってくるとか、そういう意味でいったんじゃないと思うわ。私のようにしなさいって、お母さんはいいたかったんだと思うの。何の話をしていたの?
健太
勉強の話だよ。どうしたら僕が宿題をするようになるかについて話をしていたよ。
ともこ
私のように宿題をする子になってほしいって、お母さんはいいたかったのよ。がんばれ、健太くん。
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「爪の垢を煎じて飲む」の例文

例文
  1. 彼の爪の垢を煎じて飲めば彼のようになれるのならば、ぜひ飲みたいものだ。
  2. チャンピオンの爪の垢を煎じて飲めば、少しは強くなるだろうか。
  3. 健太くんはずるいところがあるから、正直なともこちゃんの爪の垢を煎じて飲ませたい。
  4. 爪の垢を煎じて飲んで師匠に認められたい。