「俎上に載せる」の意味(類義語)
【ことわざ】
俎上に載せる
【読み方】
そじょうにのせる
【意味】
批評・議論・考察の対象として取り上げる。批判する。
「俎」は、まないたのこと。
「俎上に載せる」という表現は、何かを詳細に分析したり、批判したりすることを意味しているんだよ。
ほう、そういうことか。つまり「物事や人物を詳しく分析したり、批評したりすること」やな。まな板に物を載せるように、問題を取り上げて深く論じるってことやね。
これは、特定のテーマや人物に対して深い議論や考察をすることを表してるんや。多面的な分析や批評の必要性を示してるわけやな。
【類義語】
・俎(まないた)に載せる
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「俎上に載せる」の解説
カンタン!解説
「俎上に載せる」という表現は、何かの事柄や人物を取り上げて、詳しく議論、分析、または批評することを意味しているんだよ。この言葉は、もともとは中国の古い慣用句から来ているんだね。
「俎(そ)」は古代中国で使われていた、肉などを切るためのまな板のような道具を指しているよ。この表現では、俎の上に物を置くことから転じて、特定のトピックや人物を議論の対象として取り上げる様子を比喩的に表しているんだ。
例えば、政治の問題、社会的な出来事、あるいは特定の人物に関して詳細に議論したり、その行動や性格を深く分析したりする状況を「俎上に載せる」と表現することができるよ。この言葉は、ある事柄や人物を中心に集中的に論じることを示していて、それに関するさまざまな意見や見解が交わされる場を想起させるんだね。
「俎上に載せる」の使い方
公園の子供の声がうるさいっていう市民の声があったそうで、市議会で俎上に載せられたそうだよ。
へえ。静かな公園は不気味な感じがするけどなあ。子どもが投げたボールで窓が割れたとかいうなら同情するけれども、うるさいっていうのはよくわからないし、なんだか悲しい意見だわ。
犬が嫌いな人は、犬の鳴き声がうるさいって思うように、子供が好きではない人にとってはうるさいのかもしれないね。
世の中にはいろんな人が居るから、みんなが幸せになろうとすると難しいことになるわね。
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「俎上に載せる」の例文
- 私の成績低迷が、家族会議で俎上に載せられた。
- 最近評判の作品を俎上に載せて、大いに文学論を語ろう。
- 先生は僕のことを擁護してくれていたのに、ある日突然、僕が、学級会の俎上に載せられたんだ。
- 私の作品を俎上に載せるのならわかるが、私のプライベートを俎上に載せられると嫌な気分だ。
- その問題は、議論の俎上に載せること自体がうんざりするようなものだったので、この際素通りすることにした。
- 女の子四人が集まって何かを話しているようだが、健太くんの最近の行いが俎上に載せられているようだった。