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【下いびりの上諂い】の意味と使い方や例文(語源由来)

下いびりの上諂い

「下いびりの上諂い」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
下いびりの上諂い

【読み方】
したいびりのうえへつらい

「下」は、「しも」とも読む。
【意味】
目下の者につらく当たり目上の者にこびること。
ことわざ博士
「下いびりの上諂い」という言葉は、自分より下の立場の人には強気でいばってみせるけれど、上の立場の人にはお世辞を言ってごまかすという人の性格を表しているんだよ。
助手ねこ
なるほどなぁ。「自分より下の者にはえらそうにするくせに、上の人間にはこびへつらうんや」ってことか。

なんかそういう人、よくおるよなぁ。バランス悪いわー。でもな、そういうのって結局、人から信頼されへんねんて。自分が一番ええ思いしようとしすぎるんやな。

【語源・由来】
目下をいじめて目上にこびへつらう意から。

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「下いびりの上諂い」の解説

カンタン!解説
解説

「下いびりの上諂い」っていう言葉はね、自分よりも弱い立場の人には威張って意地悪をするけど、自分よりも上の立場の人やえらい人には、すごく優しくてお世辞を言ったりするような人のことを指しているんだよ。

例えば、学校で考えてみてね。ある子がクラスの中で小さい子や新しく入ってきた子には意地悪をするけど、先生や校長先生の前ではすごくおりこうさんで、いい子を演じているみたいな感じだよ。

この言葉は、そんな人をちょっと注意したり、気をつけるように伝えるときに使うことがあるんだ。「下いびりの上諂い」っていう人は、本当は心から優しくないから、友達としてはあまり頼りにならないかもしれないね。だから、そんな風にならないように、みんなに平等に優しくすることが大切なんだよ。

「下いびりの上諂い」の使い方

健太
先輩が下いびりの上諂いなんだよね。
ともこ
一番いやなタイプね。
健太
最上級生の先輩がそれに気づいてくれればいいのに。
ともこ
こびへつらう後輩がかわいくて真実が見えない最上級生の先輩も愚かね。
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「下いびりの上諂い」の例文

例文
  1. 上司と部下で態度ががらりと変わる彼は、まさに下いびりの上諂いというやつだ。
  2. 自分より弱い者には強気なのに自分より強い者にはぺこぺこするとは、下いびりの上諂いでスネ夫君のようだ。
  3. 下いびりの上諂いの人間にはなりたくない。弱きを助け強きを挫く人間でありたい。
  4. 彼は、下いびりの上諂いという卑劣な人なので人気がない。
  5. 下いびりの上諂いでは人徳が無いのもしょうがない。困ったときに誰も助けてくれないだろう。




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