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【人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・英語訳)

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」の意味(出典・語源由来・英語訳)

意味
【ことわざ】
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

【読み方】
ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし

【意味】
重い荷を背負って長い道のりを歩み続けるように、人生は苦労の連続なので忍耐が大切ということ。

ことわざ博士
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」という言葉は、人生を長い旅にたとえていて、その道のりは重い荷物を背負って進むようなものだと説明しているんだ。

この比喩は、人生が持つ長期的な挑戦と努力を必要とする性質を強調しているよ。

助手ねこ
そうやねんな。つまり、「人生は長くて重たい荷物を持ちながらの道のりや」ということや。途中でいろんな困難にぶつかるけど、それを乗り越えていくためには根気強く続けることが大切やっていうわけや。

人生ってのはそんなに簡単なもんじゃないけど、一歩一歩確実に進んでいくことで、いつか目的地にたどり着くんやね。重い荷物も、その経験が自分を成長させてくれるんやから。

【出典】
論語」にある「 曾子曰く、士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任と為す。亦重からずや。死して後に已む。亦遠からずや、と。」を基にしたことば。

【語源・由来】
「徳川家康遺訓」冒頭の一節。

【英語訳】
Life is a journey with a burden.
The world is a long journey.
The life of man is a winter’s day and a winter’s way.

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「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」の解説

カンタン!解説
解説

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」という言葉は、徳川家康の遺訓から来ているんだ。これは、人生が長くて難しい道のりであることを表していて、人は生涯を通じてたくさんの責任や困難を背負って進む必要があるという意味が込められているよ。

このことわざは、人生を遠い道を歩く旅人に例えているんだね。旅人が重い荷物を背負って、目的地に向かうように、私たちも生きていく中で色々な困難や挑戦に直面することになる。それに対して、ただ耐えるだけでなく、辛抱強く努力し続けることが大切だと教えてくれているんだ。

例えば、学校や仕事、家族の問題など、人生で直面する挑戦は多いけれど、これらすべてが私たちの「重荷」となって、私たちを成長させる機会を提供してくれるんだよ。だから、この言葉は、どんなに困難でも前に進み続ける勇気と力を持つことの大切さを教えてくれる言葉なんだね。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」の使い方

健太
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しという言葉を遺した家康は、8歳から19歳まで人質として暮らしていたんだって。
ともこ
そうなのよ。10年以上も、しかも多感で親の愛情が必要な時期によ。多大な苦労をして大きくなって、天下人になった家康だからこその言葉よ。
健太
天下人になるには、苦労に対する忍耐が必要なんだね。
ともこ
そうよ。大勢の人の上に立つという事は、楽なことじゃないのよ。我慢が必要なんだから。
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「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」の例文

例文
  1. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しというように、忍耐強くなくてはこの会社では、上を目指すどころか続けていくことができないぞ。
  2. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しという言葉の通り、長くつらい秘書生活を経て、ようやく国会議員になれたので、国民の思いを背負って頑張ろう。
  3. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しというように、忍耐強ければ、世の中何とかなる。
  4. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しという言葉にあるように、急がず焦らず、冬の寒さに耐え忍ぶように生きていけば必ず春が来る。
  5. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しとはまさに「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」と表現された家康らしい忍耐の言葉である。




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