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【花も折らず実も取らず】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

「花も折らず実も取らず」の意味(類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
花も折らず実も取らず

【読み方】
はなもおらずみもとらず

【意味】
両方を手に入れようと欲張ると、結局一つも得られないことのたとえ。

ことわざ博士
「花も折らず実も取らず」ということわざは、欲張りすぎて最終的には何も手に入れられない状況を表しているんだよ。

これは、花も実も手に入れようとして、結局どちらも得られなくなるという意味があるんだ。

助手ねこ
なるほどな、花も実も両方欲しがって、結局どっちもダメになっちゃうってことかいな。それって、欲張りすぎて失敗するってことやな。一度に二兎を追う者は一兎をも得ずって言うのと似てるな。一つずつ、確実に手に入れることが大事やね。

欲張りすぎずに、自分のできる範囲で物事を進めた方がいいってことや。それが結局は一番ええ結果をもたらすってことやな。

【類義語】
・二兎を追う者は一兎をも得ず
・虻蜂取らず

【対義語】
・一石二鳥
・一挙両得

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「花も折らず実も取らず」の解説

カンタン!解説
解説

「花も折らず実も取らず」ということわざは、一つの物事に対して欲張りすぎて、結果として何も得られなくなる状況を表しているんだ。

この表現は、文字通りには「花も折らず、実(果実)も取らない」という意味だけど、もっと広い意味では、何かを得ようとしすぎると、結局は何も手に入れられないという教訓を含んでいるんだよ。

例えば、ある木に美しい花が咲いていて、そのうちに実をつけることが予想される場合を考えてみよう。もし誰かがその花を折ってしまえば、その花からは実が生まれない。一方で、実を待つことなく花を摘んでしまうと、花の美しさも楽しめなくなるし、実も得られない。このように、一つの木から花と実の両方を得ようとして、結局はどちらも手に入れられない状況を象徴しているんだ。

つまり、このことわざは、あまりにも欲張りすぎると、最終的には何も得られないということを教えているんだね。物事には程度が大切で、すべてを手に入れようとするよりも、適切なバランスを見つけることが重要だというメッセージが込められているんだよ。

「花も折らず実も取らず」の使い方

健太
二人の女子に告白されたよ。二人と付き合いたい。
ともこ
そんなバカげたことを言っていたら、花も折らず実も取らずってことになるわよ。
健太
どっちにも振られちゃう?
ともこ
どちらも好きじゃないなら、振られる前にどちらもやめておきなさい。
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「花も折らず実も取らず」の例文

例文
  1. チョコもクッキーも欲しいが、花も折らず実も取らずでは嫌だから、クッキーだけにしとく。
  2. 交通安全も病気平癒も祈りたいが、花も折らず実も取らずだと困るし、こんなときは開運や必勝のような全方位完璧なお守りを買うしかないな。
  3. 花も折らず実も取らずというし、欲張らず一つのことに絞る。
  4. 二兎を追う者は一兎をも得ずとか、花も折らず実も取らずっていうし、受験が終わるまでは他のことをするのはやめる。
  5. 花も折らず実も取らというから、欲するものに順位をつけて一番の物から順に手に入れるようにする。

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