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【四百四病より貧の苦しみ】の意味と使い方や例文(類義語)

四百四病より貧の苦しみ

「四百四病より貧の苦しみ」の意味(類義語)

意味
【ことわざ】
四百四病より貧の苦しみ

【読み方】
しひゃくしびょうよりひんのくるしみ

【意味】
あらゆる病気より貧乏の方が苦しいとうこと。

「四百四病」は、仏教で、人間がかかるあらゆる病。人間の身体は地・水・火・風の四つの元素からできていて、これらの調和が乱れるとそれぞれ百一の病が生じるとされる。
ことわざ博士
「四百四病より貧の苦しみ」とは、どんなに多くの病気があったとしても、貧乏の苦しみの方がもっと大変だと言う意味のことわざなんだよ。

これは、お金がないことの苦労は、体の病気を超えた辛さがあるということを強調しているんだね。

助手ねこ
おお、そういうことかいな。お金ないとお腹も心も満たされへんもんな。どんだけ病気があっても、腹が減ってるとそれどころじゃなくなるってことや。

貧乏っていうのは、身も心もガタガタになる大変な苦労やってことやな。お金がないというのは、体のどこが悪いわけでもないのに、生きるのがしんどくなる、そんな苦しみなんやって。

【類義語】
・貧はやまいより苦し

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「四百四病より貧の苦しみ」の解説

カンタン!解説
解説

「四百四病より貧の苦しみ」という言葉は、世の中にはいろんな病気が「四百四病」あるって言われてるけど、それよりも貧乏でお金がないことの苦しみの方が、ずっと大変だって言いたいんだ。

たとえば、風邪をひいたり、お腹が痛くなったりする病気はいっぱいあるけど、それらはいつか治ることも多いんだよね。でも、お金が全然なくて、ごはんもろくに食べられなかったり、着る服がなかったりする「貧乏」は、毎日の生活がすごくつらくて、それがずっと続くと、体だけじゃなくて心まで病んでしまうかもしれないよね。だから、この言葉は、病気よりもお金がないことの方が、人間にとってもっと大変な苦しみだって教えてくれているんだよ。

「四百四病より貧の苦しみ」の使い方

健太
物価高騰の波が押し寄せてくるー。
ともこ
この波は止まりそうにないわね。
健太
四百四病より貧の苦しみというから、感染症対策並みに政府には動いてもらいたい。
ともこ
政府の皆さんは高給取りで、貧しさのつらさを知らないから無理ね。
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「四百四病より貧の苦しみ」の例文

例文
  1. いざという時のために貯金をしておかないと、四百四病より貧の苦しみというよ。
  2. 四百四病より貧の苦しみというから、感染症蔓延なんて恐れずせっせと働く。
  3. 貧しいとお腹がすくし精神も病むし、四百四病より貧の苦しみだ。
  4. 貧すれば鈍するというし、四百四病より貧の苦しみともいい、貧乏はよくないことだらけだ。
  5. 選挙前におカネをばらまくのではなく、継続的に困窮している人たちが生活できるよう生活保障をしてほしい。四百四病より貧の苦しみという。




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