「付け焼き刃はなまり易い」の意味(類義語)
【ことわざ】
付け焼き刃はなまり易い
【読み方】
つけやきばはなまりやすい
【意味】
その場しのぎで身につけたことは、ぼろが出やすいということ。
本当に身につけるには、時間と労力が必要やてことやね。急いで何かを覚えても、それは長続きせんってこと。このことわざは、じっくりと時間をかけて物事を学ぶ大切さを教えてくれるんやな。
【類義語】
・付け焼き刃は剝げ易い
・付け焼き刃は早くなまる
・鍍金は剝げる
「付け焼き刃はなまり易い」の解説
「付け焼き刃はなまり易い」っていうことわざは、一時的に覚えたことや、急いで身につけた技術は、すぐに役立たなくなる、または忘れてしまうっていう意味だよ。
たとえばね、テストの前日に一晩で全部覚えようとしたり、スポーツで急に技を覚えようとしたりすることを指すんだ。そんな風に一気に覚えたことは、すぐに忘れてしまったり、本当に困った時には役に立たなかったりするんだよね。
「付け焼き刃」っていうのは、本来の刀身が切れなくなった時に、一時的に切れる部分だけを新しく付け足すことを言うんだ。「なまり易い」は、すぐに役立たなくなる、または忘れてしまうという意味だよ。
だから、「付け焼き刃はなまり易い」ってことわざは、一時しのぎで身につけた知識や技術は、本当に困ったときには役に立たない、またはすぐに忘れてしまうということを教えているんだよ。本当に大事なのは、じっくりと時間をかけて、しっかりと学んで身につけることなんだね。
「付け焼き刃はなまり易い」の使い方
「付け焼き刃はなまり易い」の例文
- 付け焼き刃はなまり易いから、一夜漬けの勉強はお勧めできない。
- にわか仕込みの知識は、付け焼き刃はなまり易いようにぼろが出るものだ。
- その場しのぎの技術を身につけても、いつまでたっても一流になれないよ。付け焼き刃はなまり易いんだよ。
- 一時的に乗り切れたとしても、付け焼き刃はなまり易いから長期的には乗り切れない。
- その場はごまかせても、付け焼き刃はなまり易いというから、いつまでもごまかし続けることはできない。