「鬼の女房に鬼神がなる」の意味(類義語)
【ことわざ】
鬼の女房に鬼神がなる
「鬼の女房に鬼神」ともいう。
【読み方】
おにのにょうぼうにきじんがなる
【意味】
鬼のような冷酷な夫には、それと釣り合う同じような女が女房になるということ。似たもの夫婦のこと。
「鬼の女房に鬼神がなる」ということわざは、性格や行動が酷い人には、同じような性格のパートナーが来るという意味があるんだよ。
あー、なるほどな。それは「悪い人には同じく悪い人が寄ってくる」ってことやな。
行いや性格が良くなければ、それに見合った人が相手になるってわけや。これは、自分自身をよくすることで、良いパートナーに恵まれる可能性が高まるってことを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・鬼の女房に鬼神の亭主
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「鬼の女房に鬼神がなる」の解説
カンタン!解説
「鬼の女房に鬼神がなる」っていうことわざは、すごく厳しい、またはちょっと怖いような人と、同じような性格の人がくっつくってことを言っているんだよ。
たとえば、学校の先生で、すごく厳しい人がいたとしよう。その人の奥さんや旦那さんも、きっと同じように厳しい人なんだろうね、っていう意味だよ。だから、「似た者夫婦」って言うんだよ。
「鬼の女房」っていうのは、厳しい、または怖いような性格の女性を指していて、「鬼神」は、同じように厳しい、または怖いような性格の男性を指すんだ。「なる」は、そのような男性がその厳しい女性の夫になる、つまり、結婚するっていう意味だよ。
「鬼の女房に鬼神がなる」の使い方
健太くん。また浮気をしているの?
そうなんだ。でもばれていないからいいんじゃないかな。
でも、彼女も浮気をしていたわよ。鬼の女房に鬼神がなるって本当よね。
ええーっ。彼女が浮気をしているの?ショックだー。
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「鬼の女房に鬼神がなる」の例文
- 鬼の女房に鬼神がなるというから、健太くんの奥さんはきっと勉強嫌いなんだろう。
- あの夫婦はあんなんだけど、鬼の女房に鬼神がなるというように、あれはあれでお似合いなんだよ。
- 鬼の女房に鬼神がなるというけれども、うまいこと似た者同士が結ばれたものだね。
- 世間では鬼の女房に鬼神がなるといわれているようだけれども、本当に鬼のような健太くんのところに、とてもよく似た鬼のようなともこちゃんが嫁に来ました。
- 鬼の女房に鬼神がなるというように、彼らは似た者同士でお互い様だよ。