「往を彰らかにして来を察す」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
往を彰らかにして来を察す
【読み方】
おうをあきらかにしてらいをさっす
【意味】
過去の出来事をしっかり検討して明らかにし、将来の事を予測すること。
過去の経験って大事やね。歴史を学ぶのは、未来を見越して行動するためやということや。
「易経」
【類義語】
・往を観て来を知る
・温故知新
「往を彰らかにして来を察す」の解説
「往を彰らかにして来を察す」っていうことわざはね、昔の出来事や歴史をしっかりと理解し、それから未来のことを予想や推測することを指しているんだよ。
例えばね、サッカーチームがこれまでどんな試合をして、どんな結果になったかをしっかりと調べて、その情報から次の試合の戦略を考えるようなことだよ。だから、歴史を学ぶことや過去の経験を大切にすることは、未来を予測し、より良い結果を得るためにとっても重要なんだ。
「往」は過去のこと、「彰らかにする」は明らかにする、つまり、しっかりと理解するという意味だよ。「来を察す」は、未来のことを予測する、つまり、推測するという意味だね。だから、「往を彰らかにして来を察す」っていうのは、過去の経験や歴史を元に、未来を予想するという意味になるんだよね。
「往を彰らかにして来を察す」の使い方
「往を彰らかにして来を察す」の例文
- 過去の株価の値動きを調べ、往を彰らかにして来を察す。そして儲ける。
- 往を彰らかにして来を察すことでより良い未来にする。
- 流行遅れで古いというなかれ。往を彰らかにして来を察すように、古いものから新しいものが生まれることもある。
- 外交上の秘密文書を明らかにし、往を彰らかにして来を察す。それが子孫のためになる。
- 往を彰らかにして来を察すことを心がけていたので、先を読み急な円安にも対応することができた。