「家其の所に足る者は、聖人に従わず」の意味(語源由来)
【ことわざ】
家其の所に足る者は、聖人に従わず
【読み方】
いえそのところにたるものは、せいじんにしたがわず
【意味】
満ち足りた家庭にある者は、どんな権力にも屈しないということ。
自分が何も欠かない状態にいると、他人からの助けやアドバイスを必要としないってわけやな。
【語源・由来】
「菅子」より。不足のない生活をしていればすぐれた賢人の言葉に従わない。
「家其の所に足る者は、聖人に従わず」の解説
「家其の所に足る者は、聖人に従わず」っていうことわざはね、家族と一緒に幸せに暮らしていて、必要なものが全て揃っている人は、どんなに偉い人が来ても、その人に従う必要はない、っていう意味なんだよ。
例えばね、家族と一緒に楽しく暮らしていて、学校でも勉強ができて、お腹も満たされて、友達もいて、何も不自由しない生活を送っている人がいたら、その人は誰かに頼らなくても自分の力で生活できているんだよ。
だから、このことわざは、「自分が満足している生活を送っているなら、他人に従う必要はないよ」と教えてくれるんだ。それは、自分自身が幸せで満足していることが最も大切だということを意味しているんだよ。
「家其の所に足る者は、聖人に従わず」の使い方
「家其の所に足る者は、聖人に従わず」の例文
- 現状に満足しているので、家其の所に足る者は、聖人に従わずというが、誰かのアドバイスに頼る必要が無いんだ。
- 資産家のともこちゃんは、家其の所に足る者は、聖人に従わずのように、どんな偉い人の言葉にも耳を貸さない。
- ハッピーな人生を送っているので、家其の所に足る者は、聖人に従わずで、誰かに従うつもりはない。
- 家其の所に足る者は、聖人に従わずというが、不満が無い人は今の幸せを壊したくないから、聖人の言葉であっても従わないだろう。
- 充足感のある暮らしをしているので、家其の所に足る者は、聖人に従わずだ。