「斧を掲げて淵に入る」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
斧を掲げて淵に入る
【読み方】
おのをかかげてふちにいる
【意味】
使い道を誤ること。また、適材適所ではないことのたとえ。
「斧を掲げて淵に入る」ということわざは、物や人をその能力に応じた場所や状況で使うべきだという教えなんだよ。
ほんまやな、これは。「人は自分に合った場所で働かせないと、どんなにええ人でも役に立たへん」ってことやろ。
斧を川で振り回しても、木を切れへんもんな。つまり、みんなの特技や才能をちゃんと理解して、その人に合った仕事をさせるって大切やな。もっと上司にもこれ教えたいわ!
【語源由来】
斧を持って川の淵に入る意から。
【出典】
「淮南子」
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「斧を掲げて淵に入る」の解説
カンタン!解説
「斧を掲げて淵に入る」っていうことわざは、ねえ、ちょっと想像してみて。山に入るときには斧が役に立つけど、川の深いところに入るときには斧は全く役に立たないよね?それと同じように、人がどんな場所や状況で役に立つのかを考えないと、すごく得意なことでもうまくいかないことがあるっていう意味なんだよ。
たとえば、サッカーが得意な友達を、水泳の大会に出させるようなことだよ。友達がサッカーではすごく得意でも、水泳の大会では役に立たないかもしれないでしょ?
このことわざは、人の能力や得意なことをちゃんと考えて、その人に合った場所や役割を見つけないと、才能を生かせないことがあるって教えているんだ。みんなが一番輝ける場所で頑張るように、そして、みんなの特技や才能を上手に活用するようにしようっていうことなんだね。
「斧を掲げて淵に入る」の使い方
斧を掲げて淵に入る人事がたまにあるよね。
何でこの人がこの部署?って思うわよね。
あれは報復人事なのか、それとも人事が間抜けなのか。
どちらにしろ組織のためにならない斧を掲げて淵に入るような人事異動をするようではだめね。
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「斧を掲げて淵に入る」の例文
- 駄目な上司は斧を掲げて淵に入り部下の才能をつぶす。
- 斧を掲げて淵に入るようでは、健太くんの能力は最大限に生かされない。
- 作業が遅い健太くんが悪いのではなく、健太くんの能力を活かせず斧を掲げて淵に入った采配をした人が悪い。
- 斧を掲げて淵に入ると会社が傾くことだってある。
- 社員の能力を活かすも殺すも上司次第だ。斧を掲げて淵に入るようなことをしていては、その組織に未来はない。