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【末大なれば必ず折る】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

【ことわざ】
末大なれば必ず折る

「末重き物は必ず折る」ともいう。

【読み方】
すえだいなればかならずおる

【意味】
下が強大になると上の者が滅びることになること。権力の所在をはっきりさせないと組織はなりたたないこと。

【出典】
春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん

【語源・由来】
枝葉が大きくなりすぎると肝心の幹が折れる意から。

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「末大なれば必ず折る」の使い方

健太
後輩の方が才能があって、上級生として困っているんだ。
ともこ
末大なれば必ず折るっていうからね。
健太
上級生としての威厳を見せることができないよ。
ともこ
空手の才能がなくても、リーダーとしての才能を発揮して頑張ってよ。

「末大なれば必ず折る」の例文

  1. 後輩に社長の御子息が入社してきて、末大なれば必ず折るとなりそうだ。
  2. のれん分けした店の方が評判が良く、末大なれば必ず折るようにこの店は危ない。
  3. 情報化社会が進みパソコンに強い若手が多く、末大なれば必ず折るように、パソコンに弱いおじさん世代には制御不能である。
  4. 末大なれば必ず折るから、早いうちに出る杭は打つ。
  5. パワハラと訴えられるのが怖く後輩を叱ることもできないが、このままではどちらがえらいのかはっきりせず末大なれば必ず折るとなり、結局自分の身が危うくなる。

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