「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【全ての道はローマに通ず】の意味と使い方や例文(類義語・語源由来・英語)

【ことわざ】
全ての道はローマに通ず

【読み方】
すべてのみちはろーまにつうず

【意味】
多くのものが、中心に向かって集中しているということ。
あらゆることは、ひとつの心理から出ていると考えることのたとえ。
また、手段は違っても目的は同じであるということのたとえ。

【語源・由来】
十七世紀の詩人、ラ・フォンテーヌが「寓話(ぐうわ)」の中で用いた。
ローマ帝国の全盛時代には、世界各地の道が首都ローマに通じていたことが由来。

【類義語】
・百川海に朝ず(ひゃくせんうみにちょうず)

【英語】
All roads lead to Rome.(すべての道はローマに通ず)

【スポンサーリンク】

「全ての道はローマに通ず」の使い方

健太
僕は、全ての道はローマに通ずだと思うんだ。
ともこちゃんは、料理を極めたいと思っているんだよね。
ともこ
そうね。
健太
僕は、サッカーを極めたいと思っているんだ。
方法は違っても、世界で有名になりたいということは同じだね。
ともこ
がんばらなくちゃね。

「全ての道はローマに通ず」の例文

  1. 僕と君は同じ道を目指しているはずなのに、考え方がまるで違うね。だけど全ての道はローマに通ずというだろう。
  2. 全ての道はローマに通ずとばかりに、首都への一極集中化が進んでいる。
  3. 姉も妹も、お互いに母に楽をさせてあげたいと思っているのに、意見が合わずにケンカばかりしている。全ての道はローマに通ずというように、分かり合える日が来ることを僕は願っている。
  4. 父と母はいつも反対のことばかり言っていたけれど、どちらも私の幸せを願っていたのだろう。全ての道はローマに通ずということだったのね。
「すべからくローマに通ず」は誤り。
「すべからく」は、「当然」「ぜひとも」という意味なので、多くの場合には下に「べし」「べきだ」を伴って使用する。

まとめ

目標は同じだったとしても、目標を達成するために行う方法や、考え方はひとそれぞれ違うのではないでしょうか。
ひとつの方法だけが正しいとは限りません。
全ての道はローマに通ずというように、いつかはその目的に達成したいですね。

スポンサーリンク

Twitterで毎日ことわざクイズを配信♪




ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪