「苦もなく」の意味
【慣用句】
苦もなく
【読み方】
くもなく
【意味】
苦労することなく。簡単に。たやすく。
「苦もなく」という表現は、何かをするときに特に大きな苦労や困難を経験せず、比較的簡単にそのことができる、という意味があるんだよ。
つまり、「ほんまに楽ちんで何かをやり遂げる」ってことやな。そういうことがあったら、それはそれでラッキーなんやな。
でも、あんまり苦労せずに簡単に何でも出来てしまうと、苦労の大切さを忘れてしまうかもしれへんな。だから、ちゃんとバランスを取ることも大切やな。
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「苦もなく」の解説
カンタン!解説
「苦もなく」っていう言葉は、本当に簡単に言うと、「楽ちんに」っていう意味だよ。大変なこともなく、苦労せずに、物事がスムーズに進んでいく状態を指すんだ。
例えば、テストの勉強を一生懸命した結果、テストが思っていたよりもずっと簡単で、「苦もなく解けた」と言うことができるね。あるいは、友達との競争で、思っていたよりもずっと早くゴールに到着して、「苦もなく勝った」とも言えるよ。
だから、「苦もなく」は、「何の問題もなく、スムーズに、楽に」っていう意味を持つ言葉なんだよ。
「苦もなく」の使い方
健太くん。木の上に、降りられなくなって泣いている子猫がいるの。助けてあげてほしいんだけど。
うん。いいよ。僕なら苦もなく木のてっぺんまで登ることができるよ。
さすが健太くんね。健太くんなら、運動神経が抜群だから、そういってくれると思ったのよ。
さあ、急いで、そのかわいそうな子猫を助けに行こう!
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「苦もなく」の例文
- 彼は、私が一時間かかった巨大迷路を、苦もなく5分でゴールまでたどりついてみせたのだった。
- 姉は難しいパズルを苦もなく解いた。
- 私が、部屋の中に虫が居て気持ち悪いといって騒いでいたら、彼は苦もなく、その虫を手でつかんで部屋の外に出したのだった。
- 僕はかつて、その少年の立場に立っていたことがあったので、苦もなく彼の気持ちを理解することができた。
- 私が宿題をしていて、分からない問題に直面し、唸って困っていたら、部屋に入ってきた弟が、苦もなくその問題を解いてしまったのであっけにとられた。
- 彼は、この会社の創業家の一族の人間なので、苦もなく出世することができるだろう。