「一の裏は六」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
一の裏は六
【読み方】
いちのうらはろく
【意味】
悪い出来事の後には良い出来事がある。
悪い出来事があり落ち込んでいる人を励ますときなどに用いる。
「一の裏は六」ということわざは、一見悪いことが起こったあとには、いいことが待っているという教訓が込められているんだよ。
なるほどな、つまり「悪いことがあっても、それの後でいいことが起こる」ってことやな。
ちょっと困ったことがあっても、すぐにくよくよせんと、そこから何かよいことが生まれてくるかもしれへん、というポジティブな思考を促してくれる言葉なんやな。これは、ほんまに大事な考え方を教えてくれることわざやわ。
【語源・由来】
サイコロの目の最小の一の裏は最大の六であることから。
【類義語】
・悪の裏は善
【スポンサーリンク】
「一の裏は六」の解説
カンタン!解説
「一の裏は六」っていうことわざはね、悪いことがあった後には、必ず良いことが起こるよっていう意味なんだよ。
これはね、サイコロを投げるときのことを考えてみて。サイコロの一つの面には1の目があるよね。でも、その裏側を見てみると、6の目があるんだ。これが一番大きな数だよね。だから、サイコロを転がして1の目が出たとしても、悔しくても大丈夫だよ。その裏側には6の目があるから、次は良い結果が待っている可能性があるんだ。
だから、「一の裏は六」っていうことわざは、悪いことがあった後でくじけずに頑張れば、必ず良いことが起こるよ、っていう励ましの言葉なんだよ。どんなに困ったことがあっても、その後にはきっと良いことが待っているから、あきらめずに頑張ってほしいな。
「一の裏は六」の使い方
悪いとがあって気分はどん底だ。
一の裏は六よ。良いことがあるわよ。
続けて一が出たらどうしよう。
悪い風に考えると悪いことが起きるわよ。一の裏は六と信じて前向きになるべきよ。
【スポンサーリンク】
「一の裏は六」の例文
- 長い人生、一の裏は六で悪いこともあれば良いこともある。
- 彼女に振られてこの世の終わりかと思うくらい落ち込んだが、一の裏は六という。新しい出会いがあるはずだ。
- 言いがかりをつけられ嫌な気分になったが、一の裏は六だ。今くじ引きをすれば特賞かもしれない。
- 通過する車にお気に入りの服を泥水で汚されたが、一の裏は六と信じて気をまぎらわす。
- 一の裏は六とか、禍福は糾える縄の如しとか、塞翁が馬とかいろいろ言われているように、悪いことの後には良いことがあるものだよ。