「手に余る」の意味とは?(類義語)
【慣用句】
手に余る
【読み方】
てにあまる
【意味】
自分の能力をこえていて、どうすればいいかわからないこと。自分の力ではどうしようもないこと。
「手に余る」ということわざは、物事が自分の能力を超えてしまって、どう対処したら良いか分からない状態を指しているんだよ。
それはつまり、「自分の力ではどうしようもない」ってことやな。どんなに頑張っても手に負えないくらい困難なことって、たまにはあるわな。
【類義語】
・手に負えない
・歯が立たない
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「手に余る」の語源由来
由来を簡単に説明!
「手に余る」っていう表現は、実際に何かを両手でいっぱいにすくったとき、それが手からこぼれ落ちるほど多い状態を表しているんだ。それを見た人が、「これは手に余るほど多いな」と言うようになったんだよ。
でもね、実は「手からこぼれ落ちている」っていうのよりも、もう手がいっぱいでこれ以上何も入らない、という状況を表しているんだ。だから、「溢れていること」よりも、「満杯になっていること」がこの表現のポイントなんだ。
そして、手がもういっぱいでこれ以上入らないから、新しいものが入ってくると困ってしまう、っていう意味で使われるようになったんだよ。だから、もし何かがとても難しくて、どうにもならないような状況になったら、「手に余る」と言うことができるんだよ。
「手に余る」の使い方
大人になったら、お金持ちでかっこよくて、とてももてる男性になりたいなあ。
健太くん、手に余る望みをもつと、つらくなるわよ。とりあえず全教科で満点をとるという目標からはじめてはどうかしら。
その目標も、僕にとっては手に余るよ。
そんなことを言っていたら、お金持ちでかっこよくて、とてももてる男性にはいつまでたってもなれないわよ。
「手に余る」の例文
- 今回のテストでは、優秀なともこちゃんにも手に余る問題が出題された。
- おばあちゃんによると、健太くんは赤ちゃんの頃から親の手に余る子だったらしい。
- 僕の手に余る仕事だったので、ともこちゃんに回した。
- 孫はとても元気で手に余るので、かわいく思うのだけれどできれば、預かりたくなかった。
- 赤ちゃんの面倒をひとりで見るなんて小学生の手に余る。
- キャプテンのぼくでも、このチームの問題は手に余るので、監督に相談しよう。