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「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず
【読み方】
かんなきをもってほえざるのいぬをかうべからず
【意味】
天下泰平の世でも無能な人物を重用するべきではないということ。
「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」という古い言葉は、平和な時代でも、実力のない人物を重要な役職に任せるのはよくない、という意味を持っているんだよ。
なるほどな。それはつまり、どんなに平和な時でも、できない人を大事な仕事に任せるのは危ないってことやな。
何も問題がないときには分からんけど、問題が起きた時に役立たずになる可能性があるから、しっかりとした能力のある人を選ぶことが大切やね。
【出典】
「蘇軾」の「上神宗皇帝書」
【語源・由来】
悪人がいなくても吠えない犬を飼う必要はない。
【類義語】
・鼠無きを以て捕らざるの猫を養う可からず
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「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」の解説
カンタン!解説
「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」っていうことわざは、少し難しいけど、要するに「無能な人を大切な仕事に使ってはいけない」という意味なんだよ。
考えてみてね。犬は普段、侵入者が家に来た時とかに吠えて、家を守る役目があるんだよね。でも、もし何があっても吠えないような犬がいたら、その犬はちゃんとした役目を果たせてないよね。それと同じで、平和で問題がないときでも、役立たずな人は役立たずのままだよ、っていうことをこのことわざは伝えているんだ。
だから、大切な仕事や役職には、ちゃんとした能力のある人を選ぶことが大切だよ、とこのことわざは教えてくれているんだね。
「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」の使い方
学校の生徒会なんて学校自治には関係ないからって適当に選び過ぎだよね。
姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずね。
さすがに彼に任せるのはどうかと思うよ。
生徒会が悪の温床になりそう。
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「姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからず」の例文
- 平和な世の中だが、姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずだから使えない二世議員には投票しない。
- 乱世でなくても姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずだ。愚かな人を役人にすると国が乱れる。
- 何事もなく平和であってもその人の適性を見て登用しなければいけない。姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずです。
- 姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずというが、コネ入社の役立たずを登用すると大変な事態に発展する。
- 頑張らなくても儲かるバブルのような時代であっても、姦無きを以て吠えざるの狗を畜うべからずで無能なものに地位を与えると倒産の危機を迎える。