「木強ければ則ち折る」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
木強ければ則ち折る
「木強ければ折れ易し」ともいう。
【読み方】
きつよければすなわちおる
【意味】
強気で押し通す者は柔軟性がなく挫けやすい。
「木強ければ則ち折る」という言葉は、木が固すぎると風に折れやすいということから、人が頑固すぎると、逆に弱点となりやすいことを指しているんだよ。
なるほどな。要するに、頑固一辺倒で突っ走ると、逆にくじけるリスクが高くなるってことやね。
柔らかい木のように、ちょっと曲がったりしても折れないように、心の柔軟性も大事にせんとあかんってことやな。ストレートすぎると、意外と簡単にポッキリいっちゃうんやな。
【語源・由来】
しなやかさのない堅い木は折れやすいことから。
【類義語】
・金剛なれば則ち折る
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「木強ければ則ち折る」の解説
カンタン!解説
「木強ければ則ち折る」という言葉はね、人が自分の考えだけを強く持って、他の考えや意見を受け入れないような人は、ちょっとした困難や問題にすぐにくじけてしまうことを表しているんだ。
木を想像してみてね。すごく固くてしっかりしている木って、風が強く吹いたときや、ちょっとした力で簡単に折れちゃうことがあるよね。逆に、しなやかで柔らかい木は、風に曲がったりしても折れにくいんだ。
だから、この言葉は、人も考え方や態度が固すぎると、小さなトラブルや問題でつまづいてしまうっていう意味が込められているんだよ。自分の意見を持つのはいいけど、柔軟性も大切だよね、っていうことを教えてくれる言葉なんだ。
「木強ければ則ち折る」の使い方
自分の意見を押し通そうとすると木強ければ則ち折るわよ。
強気だから折れないよ。
強気だと敵が多くなるから、味方が多い人より折れやすいのよ。
人は支え合って生きていくものなんだね。
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「木強ければ則ち折る」の例文
- 意志が強い方が成功しそうなイメージだが、木強ければ則ち折るで柔軟な方が強い。
- 柔能く剛を制すというし、木強ければ則ち折るから強ければいいというものでもない。
- 周囲の意見に耳を傾けず我を通すような人間は、木強ければ則ち折るようにいずれ挫ける。
- 剛は弱く、柔は強い。木強ければ則ち折るで弱そうな人の方が強かったりする。
- 木強ければ則ち折るから、しなやかに生きた方が細く長く世の中で活躍できる。