「粋が川へはまる」の意味(類義語)
【ことわざ】
粋が川へはまる
すいがかわへはまる
【意味】
粋な人が粋が過ぎて身を誤ること。巧者や事情通が失敗すること。
この言葉は、どんなに巧みでも過信は禁物やってことを教えてくれてるんや。
【類義語】
・河童の川流れ
・猿も木から落ちる
・上手の手から水が漏る
・弘法にも筆の誤り
・天狗の飛び損ない
・釈迦にも経の読み違い
「粋が川へはまる」の解説
「粋が川へはまる」ということわざは、世情や人情に通じている、さばけた人(粋人)が、自分の粋な振る舞いの度が過ぎて失敗することを表しているんだよ。
この言葉は、粋な人が自分の巧みさや世渡りのうまさに過信して、かえって大きな間違いを犯すという状況を指しているんだね。たとえば、普段は洗練されていて賢い振る舞いをする人でも、その自信が過剰になると、思わぬ失敗や誤りを犯すことがあるという意味なんだ。
「粋が川へはまる」という表現は、どんなに世渡りが上手であっても、過信や油断は禁物であるという教訓を含んでいるんだね。このことわざは、自分の能力や経験に過度に自信を持ち過ぎることの危険性を警告している言葉なんだ。
「粋が川へはまる」という言葉は、「粋、淵にはまる」や「粋がはまる」とも表現されることがあり、どんなに巧みであっても慎重さを欠くと失敗するという教訓を伝えているんだ。
「粋が川へはまる」の使い方
「粋が川へはまる」の例文
- 彼は事情通であるがゆえにプライドから知らないといえず、知ったかぶりをして粋が川へはまった。
- 優秀な人は優秀ゆえに油断して、粋が川へはまることになる。
- 世情に通じすぎて、彼は粋が川へはまるように転落人生になった。
- 才能ある人ですら気のゆるみから粋が川へはまるので、気を引き締めてかかろう。
- 彼は道楽が過ぎ、粋が川へはまる如く身を滅ぼした。