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【骨身にこたえる】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
骨身にこたえる

【読み方】
ほねみにこたえる

【意味】
苦痛や悲しみなどを、非常に強く感じる。忘れられないほど苦労する。

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「骨身にこたえる」の使い方

健太
この遠足の最後にわざと控えているような坂道は、骨身にこたえるね。
ともこ
そうね。ただでさえ歩き疲れているのに、意識がもうろうとしてくるような坂道よね。
健太
坂道というか、こう配がすごすぎて、絶壁のようだよ。
ともこ
そう言われてみれば、そうね。ああ、もう少しで頂上よ。がんばりましょう。

「骨身にこたえる」の例文

  1. 病気もせずに元気ではあったが、四十五の年齢には、広い飛行場の勤務が骨身にこたえる
  2. 彼の言葉に、わたしは、じたばた羽ばたきたいような気持ちになって、もう幸福感は骨身にこたえるのでした。
  3. 今日はまだ初秋だというのに、骨身にこたえる寒さで、耐えきれず、セーターとコートを着たほどだった。
  4. 長年信頼していた彼の裏切りは骨身にこたえたようで、父はめっきり老け込んでしまった。
  5. 年老いてからの独り暮らしは骨身にこたえるので、一日も早く、天国から夫が迎えに来てくれないかなと思う毎日なのです。

【注意!】間違った例文

❌「ピアノコンクールで入選して、みんなに褒められたのが、骨身にこたえた。」

この使い方は間違い。「骨身にこたえる」は、嬉しいときには使わないので注意。