「轡を並べる」の意味(語源由来)
【慣用句】
轡を並べる
【読み方】
くつわをならべる
【意味】
多くの人が一緒に揃って行動する。
「轡を並べる」という表現は、同じ目的を持つ人たちが集まり、一緒に行動することを意味しているんだよ。
つまり、「同じ目標を持った人たちが一緒になる」ってことやな。みんなが一緒の目的のために集まって、同じ方向を向く、そんなイメージやな。
これは、チームワークや一致団結を大切にするときに使えそうな表現やな。
【語源由来】
「轡」は手綱を付けるため、馬の口に含ませておく金属の具。轡をはめた馬が横一列に並ぶ様子から。
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「轡を並べる」の解説
カンタン!解説
「轡を並べる」っていう表現は、同じ目的や意志を持った人たちが一緒になって行動する、あるいは集まるという意味だよ。
「轡」(くつわ)とは、馬につける口輪のことで、これを使って馬を操縦するんだ。複数の馬が轡を並べて進むとき、それは同じ方向を向いて一緒に進んでいるという状況を表すよね。そこから、人々が同じ目標や目的のために一緒になって行動する、あるいは同じ思想や信念を持って集まるという意味で使われるようになったんだ。
たとえば、チームで一つのプロジェクトに取り組むときや、同じ目的を持った人々が一緒にデモや行進を行うときなどに、「轡を並べて行動する」なんて言うことがあるよ。
「轡を並べる」の使い方
ともこちゃん。もうすぐ折り返し地点だね。轡を並べて走ろうよ。
ええー。嫌よ。どうせ、健太くんは先に行ってしまうんでしょう。
うーん。ゴールが見えたらラストスパートをかけるかもしれないけど、当分は轡を並べようよ。
まあ、いいわよ。轡を並べて走りましょう。五キロも走って変わらない景色に飽きていたところだから。なんで私たちの学校は、マラソン大会で10キロも走るのかしら。
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「轡を並べる」の例文
- 彼らとは、新人研修の時に轡を並べた仲なんだよ。
- 三人は、今度の選挙に轡を並べて立候補した。
- 遅れていた健太くんが、私に追いついて、轡を並べて目的地まで話しながら歩いた。
- 代表として選ばれた四人が、轡を並べて、校長室に向かっていった。
- 祖父と轡を並べて、夕ご飯のキノコ鍋に入れるキノコを探すために、森に足を踏み入れた。
- 仲よしグループの女子生徒たちが轡を並べて、入部届を持ってきたのだが、同じ部に入るつもりらしい。